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モロッコ

モロッコ アフリカ

Morocco

サフィから、アガティールのエリアは11〜2月位に大西洋からのビッグスウェルが届き、 ジャンク気味のコンディションながらリーフブレイク中心にサーフィン可能。しかしカ サブランカから上に関しては、入り江になったリーフブレイクなど以外、波が大きすぎ てビーチブレイクはクローズアウトしてしまう。このエリアのメインシーズンは比較的 落ち着いたサイズのエクセレントウエイブが届く3〜10月。ヨーロッパ沖の低気圧から のウネリが中心となる。風に関しては、主に北東からの貿易風が吹くことが多いが、冬 の間は西からの風も比較的吹く。

スウェルサイズ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
スウェルサイズ 1 スウェルサイズ 2 スウェルサイズ 3 スウェルサイズ 4 スウェルサイズ 5 スウェルサイズ 1 スウェルサイズ 2 スウェルサイズ 3 スウェルサイズ 4 スウェルサイズ 5 スウェルサイズ 1 スウェルサイズ 2
フェイスコンディション
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
D D C B B B B B B C D D
サーフレベル
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
7〜10 6〜9 4〜8 3〜7 3〜7 3〜7 3〜7 3〜7 4〜8 6〜9 7〜10 7〜10
アフリカ モロッコクチコミ数:4

モロッコは、地中海側で波が立つこともあるが、基本的に4つのサーフエリアに分けることができる。まず1つはタンガーからラバットの北約30kmの所に位置するケニトラまでの北部。このエリアはモロッコでもあまり知られておらず、事実、南部ほどコンスタントに波があるわけではないが、ケニトラからララチェへハイウェイが開通したことで、新たなポイントが見つかりつつある。ビーチブレイクがほとんどでリーフブレイクはあまりないが、リバーマウスがあるところではサンドバーが形成され、ファンウエイブにありつける可能性が高い。そして2つめはケニトラからサフィへ至る中央部。このエリアはモロッコでも最も混雑している地域である。といっても日本のようではなく、コサからラバットの1番混み合うエリアでもローカルサーファーの数は総数で1000人に満たない。また、この辺りの海岸線は凹凸が激しく、岩だらけであるため、アクセスは困難である場合が多い。しかし、モロッコ全体としては海岸線は主に平たんで、整備されたハイウェイが広がっているため、簡単に移動ができ、ポイントチェックも容易。そして3つめにサフィからアガディールにまたがるエリアがある。近年トラベルサーファーによって開拓が着々と進んでいるが、このエリアにはまだまだポテンシャルの高い波が未開のまま残されている。ただし、タガゾウト地区だけは例外で、特に冬場はその地区内にあるアンカーポイントは混雑を極めることも多い。そして最後は砂漠地帯が広がるエリア。この辺りは砂漠が外側に向かって曲がりながら延びて北に突き出しており、最大で20フィートまで大きなウネリを拾うが、気候的には風を伴った乾燥した状態となる。一般的にこの辺りの波はヨーロッパの低気圧によるもので、南西から豊富なウネリが届くこととなる。冬場の1番の避寒地はサフィからアガディールにかけてのエリアで、海岸線の向きが他と異なり多少湾曲しているため、広範囲にウネリを拾い毎日サーフィンできるコンディションとなる。北部と中央部は冬の時期は波が大きくなりすぎてしまい、周りが囲まれた数ヶ所のスポットを除いてサーフィンは不可能となる上、サーフィンできるポイントでもラフなコンディションとなる。しかし、春や秋にこれらのエリアを訪れるのなら、エクセレントな波にありつけるだろう。基本的に波が小さい、風が強い、とても暑いなどの理由から夏は避けたほうが無難といえる。

☆ワンポイントメモ
アラビアンタイプのトイレでは紙が常備されていない。左手で拭くのが習慣。それがダメな人は常にティッシュを持ち歩くこと。食べ物はスパイシーなものが多い。

基本情報アフリカ モロッコ

公用語
アラビア語。ただしツーリストの多い沿岸ではフランス語・英語・ドイツ語な どが通じる
通過
ディルハム
経路
ニューヨーク、またはヨーロッパ各都市からアガティールやカサブランカへ。
時差
−9時間
注意
通関時に厳しく荷物のチェックが行われ、麻薬所持者には禁固刑の重罰が科せられる。特に通関などの際に、安易な気持ちで他人の荷物を引き受けたりしないように。疑いをかけられる原因ともなる。また交通違反の取締りが特に厳しく、信号無視や追い越し禁止などの違反でも罰金が科される。屋外(路上・公園)での飲酒や泥酔は取締りの対象となるので注意すること。マラケシュ、フェズ、タンジェなどの主要都市で観光客目当ての悪質なガイド、盗難などがある。治安は決して良くないので、注意が必要。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。
外務省HP
モロッコ の危険情報・スポット情報・広域情報