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千葉北 エリア 波概況

明日の北部~片貝方面は面の乱れが目立ちそう。

[ビギナーアドバイス]


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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


週末のサイズアップはややハードな雰囲気ではあったものの、接近時の勢力の衰えからもクローズするようなコンディションを回避できていたので、今回の台風は地形にとっては荒れずに済んだのでインサイドの複雑さが解消傾向となり、スモールコンディションにとっては対応がよくなっているようにも思えます。干潮の大きさで地形が干上がってしまうポイントが増えてほとほどな潮の量も必要で、力の弱い波質は潮の動きに影響されてブレイクの変化も激しく、潮時を先読みしないと状況が急変して狙い目を逃しやすくなっていました。
それでは、地形レポートです!

一宮

6/7水曜日9時頃の地形レポートです。潮は引きに向かう中間くらいの時間帯です。
_1
今週に入ってからの落ち着きも早かったので前日からは以前のような腰前後の乏しい反応に戻ってしまい、週末のサイズが働いて微妙なビーチの浸食はありましたが、対応できる地形の形やピークの位置に変化はありませんでした。
_2
ベースとなるウネリがないので潮の動きに対しても常駐しているカレントの強弱が穏やかで、スモールコンディションにとってはボヨつきが気になる満タン前後の時間帯を除けば潮位の変化に可能性があり、引き始めからは途切れるセクションも解消傾向でサイズなりに距離を乗れるブレイクを探せて基準になるポイントだったと思います。
_3
しかし、干潮時のウネリの痩せ具合いからはフェイスの変化も早く、スムーズなセクションや軽快に乗れるタイミングは限られている印象です。

サンライズ

水曜日(6/7)10時頃の地形チェックです。潮は引きに向かい中間をすぎた時間帯です。サイズとしては台風の影響を受けた日曜日の肩前後のブレイクがピークとなり、その後の落ち着きが早かったのでここも前日からは腰前後の乏しい反応に戻っている状況です。
_1
余計なカレント等、地形にとっての悪影響も残らずに済み、以前と変わらずミドルエリアをメインにスモールコンディションに対応できる仕上がりをキープしているものの、一宮と比べて干潮に向かう変化の癖が強い印象で、この時の様子からも反応する範囲は広がっていながらウネリが痩せて形のまとまりが悪く、ピークがハッキリしていても見た目ほどのスムーズさはないので距離を乗れる波が少なくなっていました。
_2
しかし、最近のサイズに対してはインサイドの複雑さが目立っていても全体的に手前の浅いエリアは確保されているので、ここのポイントとしては比較的対応のいい状態でもあり、ボヨつきが気になるものの形のまとまりと対応できる地形を探せれば上げ際の変化の方が浮力のあるボードで距離を遊べていたように思えます。
_3
サイズ不足ながら右側のレギュラーは変わらず安定していて、正面〜左側にかけての両方向に乗れるピークや途切れずに乗れる地形はあるので、胸サイズの反応が復活すればポイントを広く使えて十分遊べそうな様子です。

東浪見

6/7水曜日11時頃の様子から地形をレポートします。潮は引きに向かい干潮に近い時間帯です。オフショアとサイズを楽しめていた日曜日の反応は一瞬で落ち着いてしまい、今週からの乏しいブレイクは対応できるエリアが限られて軽快に滑れるフェイスが短く、この日に関しては以前よりも更に控えめな状況となってロングボードや浮力のあるボードを使っても選べる波が少ない印象です。
_1
ここも地形にとっての影響はなく、際立った深いセクションや癖の悪いカレントも解消傾向ではありましたが、どちらかと言うとスモールコンディションの特徴が強く、比較すると一宮やサンライズよりも手前に集まっている仕上がりに思えるので、干潮の変化が大きかった事もあり潮が少なくなるとインサイドの地形が干上がってミドルエリアの反応もショアブレイク気味になっていました。
_2
深めな右側にとってはレギュラーの狙い目になっていたものの、堤防周辺からのピークがないので特別距離を乗れる訳でもなく、手前も中途半端な反応が多く楽しむには腹〜胸以上のサイズが必要な雰囲気です。
_3
最近のサイズに対しては満タン時のボヨつきが気になりそうですが、正面〜左側に関してはインサイドの地形に水があった方が距離を乗れる波があったので、この時の波の痩せ具合いを含めても上げ際のウネリと形のまとまりを狙ったほうが多少しっかりした乗り心地を探せるかもしれません。サイズ不足が勿体ない状況です。

志田

水曜日6/7の12時頃の状況から地形をジャッジします。潮は干潮寸前です。オンショアもありましたが前回以降もギリギリな対応が残り、日曜日に関しては東浪見方面よりも控えめな反応ながら形をキープした胸前後のブレイクが安定し、潮の動きに対しても朝の潮が多い時間帯の形のまとまりから引き際のショアブレイクにかけて滑りのいいフェイスを狙え、東京の支部予選は十分なコンディションだった印象です。
_1
夕方の上げ際も午前よりボヨつきが気になるサイズに下がりつつ楽しめる形が残っていました。ここにとっては月曜日のサイズがギリギリになってしまい、前日(6/6)からはほぼフラットな状態でこの日に関してもテイクオフできても滑れるフェイスではありません。
_2
地形の様子からは左側のレフトがワイドな傾向ながら、正面エリアと右側にキープしているレギュラーの形が残されているので、腹〜胸からはサイズの割にスムーズさや距離を遊べるものの、最近のサイズでは干潮時に合わせてもインサイドの干上がり具合いで距離を乗れず、上げ際に関しても一宮やサンライズほどの波の変化がないのでボヨつきだけが際立っている状況です。
_3
太東と同じく他より控えめな反応が多いので東浪見よりも地形が手前に集まっていて、しっかりしたブレイクに期待したいところですがサイズ不足で仕上がりを活かせていませんでした。

太東

6/7水曜日14時半頃の様子から地形を判断します。潮は上げ始めです。前回の更新後はギリギリな対応から始まりましたが、サイズアップした日曜日に関しては干潮前後から中間よりも潮が少ない時間帯を基準に堤防周辺にできるピークから距離を遊べていて、引きに向かうスムーズなブレイクや上げ際の形とウネリがまとまるタイミングにかけて楽しめていました。
_1
前線が復活してからは再びウネリがブロックされ、前日からは癖のないプールのようなブレイクながらロングボードを使っても潮の少ない時間帯しか対応できず、膝くらいの乏しい雰囲気に戻っている状況です。
_2
サイズがあった頃の反応もピークのまとまりからレギュラーのフェイスが安定し、胸くらいまではミドルエリアのワイドなブレイクも気にならず距離を狙いやすい波があり、この日の極小サイズに対しても癖のない素直な波質からは地形の仕上がり的にもいい状態だと思います。
_3
ピークが限られて混雑しやすいですが、形は安定しているので邪魔にならないポジションを守ればトラブルを回避できそうです。サイズアップが必要な状態ながら、オフショアで膝〜腰ブレイクを狙えればロングボードで十分対応できそうです。

夷隅

6/7水曜日の15時半頃の地形チェックレポートとなります。潮は上げ始めです。
_1
日曜日は風の影響もなく一宮方面の様子からも引き際や上げ始めに可能性があるサイズではありましたが、北東のウネリと比べるとピークの位置や形的に距離を狙い難いので、東ウネリながら南風の影響を受けた癖のある反応だったと思います。
_2
以前よりもビーチが広がっている雰囲気からは更に地形が手前に集まっている傾向で、基本的にミドル〜アウトはサイズ以外の可能性はなく、ショアブレイクといっても砂の上の危険な状況なのでビギナーの練習にもおすすめできない状態は変わっていません。
_3
前線にブロックされた最近の景色は海水浴場風で、昔のような微妙なサイズに反応する地形もなく、今年もサーフポイントととしての出番は少ない印象です。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新からは台風の接近で気圧配置の入れ代わりやコンディションの変化があってサイズアップに期待できる雰囲気もありましたが、金曜日の南東や土曜日の北東コンディションに関しても東ウネリが届くきっかけにはなりつつ、腹〜胸程度の控えめな反応だったので前半は風のヨレに苦戦させられるブレイクが増えていたと思います。
その後の台風の通過も勢力が衰えた事でハードなサイズにはならず、日曜日の穏やかな肩前後のコンディションは各ポイントで形をキープしたブレイクを楽しめていたものの、月曜日からの落ち着きが早まってここ数日は浮力の強いボードで対応しても物足りない状態が続いていました。

さて、この先の波は早くも次の台風が発生し、前回よりも沖を通るコースからはウネリの反応も良さそうですね。
今のところ次回のチェック頃をピークに来週からは南ウネリに期待できそうな雰囲気で、予報通りの控えめな勢力であればクローズを避けれる距離でもあり、風の影響も弱く志田〜一宮区間の右側エリアにとっては距離を狙えるレギュラーに可能性があると思います。
直近は強まる南西コンディションでサイズアップしても風波な雰囲気が強く、その後で低気圧が沖に抜けてから週末にかけては風が弱い期間もあって多少の変化はあるかもしれませんが、前半は力の弱い波質でブレイクがハッキリしない予想です。
地形としては最近のサイズにとっては満潮時のボヨつきが気になる状況ながら、胸以上のサイズからは潮が多い時間帯の手前のまとまりにも対応もできていた様子なので、干潮時にできるアウトのピークがしっかりすれば距離を狙えるタイミングがあるかもしれません。
来週からは潮の動きが小さくなるのでサイズが落ち着いてしまうとボヨつく時間帯が増える雰囲気ですが、台風のウネリが届いた場合には余計な変化がなく対応しやすい予想です。

最後に、水温ですが、前回直後はシーガルで安心できる水温になったものの、台風後の南西コンディションからはフルスーツの用意があった方がよさそうな状態に戻っています。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

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皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


週末のサイズアップはややハードな雰囲気ではあったものの、接近時の勢力の衰えからもクローズするようなコンディションを回避できていたので、今回の台風は地形にとっては荒れずに済んだのでインサイドの複雑さが解消傾向となり、スモールコンディションにとっては対応がよくなっているようにも思えます。干潮の大きさで地形が干上がってしまうポイントが増えてほとほどな潮の量も必要で、力の弱い波質は潮の動きに影響されてブレイクの変化も激しく、潮時を先読みしないと状況が急変して狙い目を逃しやすくなっていました。
それでは、地形レポートです!

一宮

6/7水曜日9時頃の地形レポートです。潮は引きに向かう中間くらいの時間帯です。
_1
今週に入ってからの落ち着きも早かったので前日からは以前のような腰前後の乏しい反応に戻ってしまい、週末のサイズが働いて微妙なビーチの浸食はありましたが、対応できる地形の形やピークの位置に変化はありませんでした。
_2
ベースとなるウネリがないので潮の動きに対しても常駐しているカレントの強弱が穏やかで、スモールコンディションにとってはボヨつきが気になる満タン前後の時間帯を除けば潮位の変化に可能性があり、引き始めからは途切れるセクションも解消傾向でサイズなりに距離を乗れるブレイクを探せて基準になるポイントだったと思います。
_3
しかし、干潮時のウネリの痩せ具合いからはフェイスの変化も早く、スムーズなセクションや軽快に乗れるタイミングは限られている印象です。

サンライズ

水曜日(6/7)10時頃の地形チェックです。潮は引きに向かい中間をすぎた時間帯です。サイズとしては台風の影響を受けた日曜日の肩前後のブレイクがピークとなり、その後の落ち着きが早かったのでここも前日からは腰前後の乏しい反応に戻っている状況です。
_1
余計なカレント等、地形にとっての悪影響も残らずに済み、以前と変わらずミドルエリアをメインにスモールコンディションに対応できる仕上がりをキープしているものの、一宮と比べて干潮に向かう変化の癖が強い印象で、この時の様子からも反応する範囲は広がっていながらウネリが痩せて形のまとまりが悪く、ピークがハッキリしていても見た目ほどのスムーズさはないので距離を乗れる波が少なくなっていました。
_2
しかし、最近のサイズに対してはインサイドの複雑さが目立っていても全体的に手前の浅いエリアは確保されているので、ここのポイントとしては比較的対応のいい状態でもあり、ボヨつきが気になるものの形のまとまりと対応できる地形を探せれば上げ際の変化の方が浮力のあるボードで距離を遊べていたように思えます。
_3
サイズ不足ながら右側のレギュラーは変わらず安定していて、正面〜左側にかけての両方向に乗れるピークや途切れずに乗れる地形はあるので、胸サイズの反応が復活すればポイントを広く使えて十分遊べそうな様子です。

東浪見

6/7水曜日11時頃の様子から地形をレポートします。潮は引きに向かい干潮に近い時間帯です。オフショアとサイズを楽しめていた日曜日の反応は一瞬で落ち着いてしまい、今週からの乏しいブレイクは対応できるエリアが限られて軽快に滑れるフェイスが短く、この日に関しては以前よりも更に控えめな状況となってロングボードや浮力のあるボードを使っても選べる波が少ない印象です。
_1
ここも地形にとっての影響はなく、際立った深いセクションや癖の悪いカレントも解消傾向ではありましたが、どちらかと言うとスモールコンディションの特徴が強く、比較すると一宮やサンライズよりも手前に集まっている仕上がりに思えるので、干潮の変化が大きかった事もあり潮が少なくなるとインサイドの地形が干上がってミドルエリアの反応もショアブレイク気味になっていました。
_2
深めな右側にとってはレギュラーの狙い目になっていたものの、堤防周辺からのピークがないので特別距離を乗れる訳でもなく、手前も中途半端な反応が多く楽しむには腹〜胸以上のサイズが必要な雰囲気です。
_3
最近のサイズに対しては満タン時のボヨつきが気になりそうですが、正面〜左側に関してはインサイドの地形に水があった方が距離を乗れる波があったので、この時の波の痩せ具合いを含めても上げ際のウネリと形のまとまりを狙ったほうが多少しっかりした乗り心地を探せるかもしれません。サイズ不足が勿体ない状況です。

志田

水曜日6/7の12時頃の状況から地形をジャッジします。潮は干潮寸前です。オンショアもありましたが前回以降もギリギリな対応が残り、日曜日に関しては東浪見方面よりも控えめな反応ながら形をキープした胸前後のブレイクが安定し、潮の動きに対しても朝の潮が多い時間帯の形のまとまりから引き際のショアブレイクにかけて滑りのいいフェイスを狙え、東京の支部予選は十分なコンディションだった印象です。
_1
夕方の上げ際も午前よりボヨつきが気になるサイズに下がりつつ楽しめる形が残っていました。ここにとっては月曜日のサイズがギリギリになってしまい、前日(6/6)からはほぼフラットな状態でこの日に関してもテイクオフできても滑れるフェイスではありません。
_2
地形の様子からは左側のレフトがワイドな傾向ながら、正面エリアと右側にキープしているレギュラーの形が残されているので、腹〜胸からはサイズの割にスムーズさや距離を遊べるものの、最近のサイズでは干潮時に合わせてもインサイドの干上がり具合いで距離を乗れず、上げ際に関しても一宮やサンライズほどの波の変化がないのでボヨつきだけが際立っている状況です。
_3
太東と同じく他より控えめな反応が多いので東浪見よりも地形が手前に集まっていて、しっかりしたブレイクに期待したいところですがサイズ不足で仕上がりを活かせていませんでした。

太東

6/7水曜日14時半頃の様子から地形を判断します。潮は上げ始めです。前回の更新後はギリギリな対応から始まりましたが、サイズアップした日曜日に関しては干潮前後から中間よりも潮が少ない時間帯を基準に堤防周辺にできるピークから距離を遊べていて、引きに向かうスムーズなブレイクや上げ際の形とウネリがまとまるタイミングにかけて楽しめていました。
_1
前線が復活してからは再びウネリがブロックされ、前日からは癖のないプールのようなブレイクながらロングボードを使っても潮の少ない時間帯しか対応できず、膝くらいの乏しい雰囲気に戻っている状況です。
_2
サイズがあった頃の反応もピークのまとまりからレギュラーのフェイスが安定し、胸くらいまではミドルエリアのワイドなブレイクも気にならず距離を狙いやすい波があり、この日の極小サイズに対しても癖のない素直な波質からは地形の仕上がり的にもいい状態だと思います。
_3
ピークが限られて混雑しやすいですが、形は安定しているので邪魔にならないポジションを守ればトラブルを回避できそうです。サイズアップが必要な状態ながら、オフショアで膝〜腰ブレイクを狙えればロングボードで十分対応できそうです。

夷隅

6/7水曜日の15時半頃の地形チェックレポートとなります。潮は上げ始めです。
_1
日曜日は風の影響もなく一宮方面の様子からも引き際や上げ始めに可能性があるサイズではありましたが、北東のウネリと比べるとピークの位置や形的に距離を狙い難いので、東ウネリながら南風の影響を受けた癖のある反応だったと思います。
_2
以前よりもビーチが広がっている雰囲気からは更に地形が手前に集まっている傾向で、基本的にミドル〜アウトはサイズ以外の可能性はなく、ショアブレイクといっても砂の上の危険な状況なのでビギナーの練習にもおすすめできない状態は変わっていません。
_3
前線にブロックされた最近の景色は海水浴場風で、昔のような微妙なサイズに反応する地形もなく、今年もサーフポイントととしての出番は少ない印象です。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新からは台風の接近で気圧配置の入れ代わりやコンディションの変化があってサイズアップに期待できる雰囲気もありましたが、金曜日の南東や土曜日の北東コンディションに関しても東ウネリが届くきっかけにはなりつつ、腹〜胸程度の控えめな反応だったので前半は風のヨレに苦戦させられるブレイクが増えていたと思います。
その後の台風の通過も勢力が衰えた事でハードなサイズにはならず、日曜日の穏やかな肩前後のコンディションは各ポイントで形をキープしたブレイクを楽しめていたものの、月曜日からの落ち着きが早まってここ数日は浮力の強いボードで対応しても物足りない状態が続いていました。

さて、この先の波は早くも次の台風が発生し、前回よりも沖を通るコースからはウネリの反応も良さそうですね。
今のところ次回のチェック頃をピークに来週からは南ウネリに期待できそうな雰囲気で、予報通りの控えめな勢力であればクローズを避けれる距離でもあり、風の影響も弱く志田〜一宮区間の右側エリアにとっては距離を狙えるレギュラーに可能性があると思います。
直近は強まる南西コンディションでサイズアップしても風波な雰囲気が強く、その後で低気圧が沖に抜けてから週末にかけては風が弱い期間もあって多少の変化はあるかもしれませんが、前半は力の弱い波質でブレイクがハッキリしない予想です。
地形としては最近のサイズにとっては満潮時のボヨつきが気になる状況ながら、胸以上のサイズからは潮が多い時間帯の手前のまとまりにも対応もできていた様子なので、干潮時にできるアウトのピークがしっかりすれば距離を狙えるタイミングがあるかもしれません。
来週からは潮の動きが小さくなるのでサイズが落ち着いてしまうとボヨつく時間帯が増える雰囲気ですが、台風のウネリが届いた場合には余計な変化がなく対応しやすい予想です。

最後に、水温ですが、前回直後はシーガルで安心できる水温になったものの、台風後の南西コンディションからはフルスーツの用意があった方がよさそうな状態に戻っています。



[プロサーファー紹介:関田秀俊] photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

千葉北 エリア 週間波予想
(fuji)

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 10 (土)
    グラフ 11 (日)
    グラフ 12 (月)
    グラフ 13 (火)
    グラフ 14 (水)
  • 週間予想

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 10 (土)
    グラフ 11 (日)
    グラフ 12 (月)
    グラフ 13 (火)
    グラフ 14 (水)
  • 週間予想

  • 週間予想

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