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千葉北 大原・海水浴場の波情報

ポイントガイド

夷隅Pから約2kmほど南下。右端の河口から左側に延びた堤防の影響でスモールコンディションの日が多くなったが、反面、南ウネリで他がクローズアウトしてしまうような時に要チェックのポイントとなった。
長谷川荘前P、神社下Pと左側に続くが、それぞれ海水浴場よりはサイズ・ブレイクに期待が持てる。
なお、ビジター中心にマナーの悪さが目立っているとの報告も。特にテイクオフの早いロングはショートにも配慮し、譲り合いの気持ちを忘れずに。

○トイレ:有り
○シャワー:有り
千葉北のサーフィンスポット大原・海水浴場の最新波情報。
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  • サイズ

  • ブレイクコンディション

  • 天候

    晴/うす曇

  • やや強/南/サイドオフ

  • フェイス

    A 良好

  • 人数

    3 人

  • ウネリ状態

    うねりパターン

  • ウェット

  • 水温

    15.9℃
    [気象庁解析データ]

  • コンディション

    [位置]

    [波数]

    [初級者アドバイス]
  • ご案内

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    大原・海水浴場

    画像
  • Waveシミュレーター

  • ピンポイントSWELL予測値(3H毎) 大原・海水浴場

    (m)
    矢印 波向き
    NOW
  • タイドグラフ

    大原・海水浴場

    1. 00 >>>>>> 59
    2. 01 >>>>>>>>> 88
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    3. 02 >>>>>>>>>>> 104
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    11. 10 >>>>> 43
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    23. 22 > 10
    24. 23 >> 11
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    23. 22 >>> 24
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    潮回り

    大潮

    満潮

    04:22 / 15:31

    干潮

    09:53 / 22:13

    日出/日入

    05:43 / 17:50

    潮回り

    大潮

    満潮

    04:45 / 16:21

    干潮

    10:27 / 22:51

    日出/日入

    05:42 / 17:51

    潮回り

    大潮

    満潮

    05:08 / 17:07

    干潮

    11:01 / 23:25

    日出/日入

    05:41 / 17:52

  • ピンポイントWIND予測値(1H毎) 大原・海水浴場

    (m)
    矢印 風向き
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  • 雨雲シミュレーター

    2023/03/20 22:50

千葉北 エリア 波概況

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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


3/14火曜日のサイズアップは風波の癖の強さが目立ち、ウネリとしてのまとまりがない状況からは潮の動きに影響されやすい波質でもあるので、各ポイントで無難に遊べるピークはありましたが全く安定していない様子でした。

それでは、地形レポートです!

一宮

3/14火曜日8時半頃の様子から地形を判断します。潮は引き始めです。強まった南風コンディションで太東〜志田周辺よりも風の悪影響を受ける日が増えていたり、朝夕を基準に風が弱まるタイミングもありつつサイズ的には落ち着いた状態が続いていたので、前回のようなアウトからのブレイクを狙えずミドル〜インサイドの地形の複雑さで全体的にスムーズなセクションを見つけ難い雰囲気がありました。
_1
この日のオンショアは風波の微妙なサイズアップとなり、堤防で風を防ぎながら整ったフェイスを探せていましたが、ウネリのヨレた反応は形が不規則で力の弱いブレイクでもあり、お手頃なピークを探せても距離をつなぐだけの波が目立っていました。
_2
地形の様子からは正面右側の複雑さが残ってしまい、比較すると正面左側の広範囲な反応やファミマ側のショアブレイクセクションの方がピークやブレイクのまとまりが良かったように思えます。
_3
オンショアの悪影響が気になっていたものの、この日の胸〜肩サイズで潮の多い時間帯は波数が確保されていたので、整ったコンディションであれば引き始めからのボヨつきを回避できる狙い目を基準にスムーズなブレイクが見つかりそうです。

サンライズ

火曜日3/14の9時半頃の状況から地形をジャッジします。潮は引き始めです。この日はオンショアの影響が大きく、ヨレたフェイスはピークやブレイクの形を複雑にしていたものの、前回以降の落ち着き傾向で乏しい波数だった状態と比べればアウトからの頻繁な反応を探せるサイズに復活し、潮の多い時間帯のボヨつきにも対応できる雰囲気になっていました。
_1
全体的に手前の複雑さが気になる地形ではありますが、以前のインサイドの広がりをキープして一宮よりも広範囲に波を探せているため、カレントや深いセクションの悪影響はありつつ潮の引き始めからはミドル〜アウトの癖のないエリアで対応できそうです。
_2
深いエリアが目立っていた左側もここ数週間で復活した堤防際のレフトの距離が確保され、力の弱い波質が気になりながら右側はそれに対応できる広範囲な仕上りをキープしているので、ウネリの向きで形の変化はありつつ、整ったコンディションに対して距離を狙える可能性が残っている印象です。
_3
アウトをメインに使いたい地形なので上げ際のボヨつきは全体的に対応できる範囲を狭めてしまいそうですが、引き始めからの狙い目で解消傾向になると思います。風波な雰囲気からはウネリのまとまりに期待できない状況ですが、胸以上のサイズが残ればスムーズさに欠けても遊べる距離を乗れそうです。

東浪見

火曜日(3/14)10時半頃の地形チェックです。潮は引きに向かう中間くらいの時間帯です。前回以降の落ち着き傾向なコンディションに対しては左側で風のヨレが目立っていたり、右側にとってはサイズ不足な状況になっていたので、インサイドの複雑な地形がメインになると力の弱いブレイクやフェイスが途切れる波もあって、整ったコンディションに対しても物足りない雰囲気がありました。
_1
しかし、オンショアの風波ながらこの日の胸〜肩サイズはミドル〜アウトにできるピークが復活し、ポイント全体で広範囲な反応になっていました。
北東コンディションは右側に悪影響となってこの日の印象は悪いものの、サンライズよりも深めながら地形的にはアウトからの反応をキープし、ショルダーが短かったりボヨりつつ形になるきっかけになっていると思うので、サイズ次第な状況ながら引き始めからの狙い目に可能性がキープできているようです。
_2
左〜正面エリアにかけても基本的にアウト重視な地形でしたが、スケールとしては比較的手前にまとまっている印象でもあるので、スモールコンディションの場合はボヨりに負けてしまうものの、胸以上のサイズがあれば右側よりも潮の上げ際の対応が良く、タイミングによって左右の使い分けができればスムーズさに欠けても混雑の少ないピークを探せると思います。
_3
安定して距離を乗れる波は少ないですが、単発で気持ちよく責めれるセクションは見つかりそうです。

志田

3/14火曜日13時頃の様子から地形をレポートします。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯。一宮〜東浪見区間と比べて強まっていた南風の影響を受けずに整った波が多く、スモールコンディションにも対応できる地形はありましたが、ウネリのリセットで波数も乏しくなってしまい、楽しむにはサイズが不足していた印象です。
_1
この時のような干潮に近い時間帯は波が痩せたり強まるカレントでまとまりも悪くなっていますが、アウトからの反応は頻繁になっても他のポイントのような広範囲な反応ではなく、以前よりも地形が手前に集まっているようでした。
_2
堤防周辺や正面のようにカレントが沖に出ているエリアでは深いセクションがあるかもしれませんが、全体的にはどこよりも素直な地形が確保され、風が弱ければ癖のない波になると思います。その分、ワイドなピークも多い印象ながら、潮が多い時間帯にまとまる手前のブレイクを基準にすると、引き始めから比較的スムーズなブレイクを狙いやすく、ボヨつきが気になる上げ際に関してもインサイドの浅さからは他とは違う狙い方ができそうです。
_3
風のヨレはありましたが、右側のレギュラーにとっては以前よりも形になりやすい地形のようにも思えました。

太東

3/14火曜日14時頃の地形レポートです。潮は干潮寸前です。更新直後のコンディションでショートボードを含めてもサイズと整ったフェイスを遊べていましたが、その後の南風でオフショアをキープしながらもウネリの落ち着きが早まってしまい、週末以降でロングボード専用な雰囲気が続き、前日の様子からは潮の引き際に関してもギリギリな反応になっていました。
_1
地形の状態からはここ数週間でピークのまとまりやレギュラーの形が復活傾向ではありましたが、堤防の内側は変わらずワイドな反応が目立っているので、波数やブレイクする範囲をキープできるサイズがあれば潮が多い時間帯の方が形のまとまりと距離を楽しめていたように思えます。
_2
干潮の動きが以前よりも大きくなっている事もあって、この日で腹〜胸程度なサイズながら堤防よりアウトからのブレイクが頻繁になり、地形以外の影響で形のまとまりが悪くされているようでした。
_3
しかし、膝前後の厳しいサイズにも対応できる地形ではあり、この日のオンショアはサイズアップのきっかけにもなっているので、サイズのキープがあれば潮の変動に合わせて狙い目が増えそうですね。地形的にはガスト寄りにかけて癖のないエリアが広がっているので、堤防周辺の波数が乏しくてもビギナーに対応できる波が見つかりそうです。

夷隅

3/14火曜日15時頃の地形チェックレポートとなります。干潮の潮止まりです。前回以降に強まった南風でフェイスのヨレやオンショアのような複雑さが目立ってしまい、かなり乏しい反応でもあったのでこの日の北東コンディションの方が風の悪影響が少なく、サイズ等の条件を含めて可能性があるように思えます。
_1
地形の印象は変わらず、全体的にインサイドのショアブレイクがメインな雰囲気でしたが、時期としては以前よりも日中の干潮が大きくなっているので、この日は風波のサイズアップではあったものの胸程度な反応ながらショアブレイクのエリアが広がっていて、No.1〜2に関してはカレントとの重なりがあってもミドルエリアからのブレイクを探せていました。
_2
形のまとまりもあって一見お手頃なショアブレイクではありますが、基本的に距離を狙えない地形でもあり、滑りのいいセクションを遊ぶには範囲が狭い状況なので、以前より潮の動きに可能性があってもサイズ次第な状態からは安定した反応には期待できません。
_3
しかし、これまでのように頭以上のサイズが必要ではないので、干潮に近いタイミングと波質が合えば以前より遊び易いブレイクを探せそうです。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新からは今週の月〜火曜日に風の悪影響が目立ちつつ、前半の期間〜週末にかけては土曜日の北東も大きなフェイスの崩れはなく、このエリア全域にとっては強まりながらもオフショアの南西コンディションを狙えていた雰囲気です。
しかし、前回更新直後のサイズダウンが早まってしまい、午前中の潮が多い時間帯に胸近いセットはあったもののボヨつきもあって数が少なく、引き始めからは比較的スムーズなブレイクを探せていましたが干潮に近くなるほど波が痩せてサイズ感がなくなり、ウネリもないので夕方の上げ際のまとまりが弱くなっていました。
アウト重視な仕上りや手前が複雑になっている地形に対しても潮の引き際で広範囲な反応を狙え、全体的にスモールウェーブに対応できる雰囲気はありましたが、干潮時は力の弱い波質に変わって形のまとまりも悪くなっていたので1日の中の狙い目が狭く、基本的にはサイズ不足な週になっていたと思います。
さて、この先の波は今回の低気圧のウネリがまとまれば前半の期間から楽しめる可能性はありますが、次回にかけて風向きの変化が激しくなりそうなのでオフショアの狙い目は限られそうですね。
前線の通過で強まる金曜日(3/17)の北東コンディションや次の低気圧が通過する予報の土曜日(3/18)にかけて再び厄介なコンディションが予想されながら、サイズのキープにも期待できるのでその後のオフショアや風が弱まるタイミングに楽しめる波を探せると思います。
地形にとってはカレントが加わってミドル〜インサイドの複雑さが増す可能性はあるものの、潮の動きでボヨつきを回避できる時間帯はありそうなので、夷隅以外は干潮前後のカレントの影響が大きくなるタイミングを除けば形のまとまりにも期待でき、落ち着き傾向なサイズに対しても安定の引き始めから無難な波が見つかるのではないでしょうか。

最後に、水温ですが、以前からの状態をキープして13〜14℃くらいあるので、外気の暖かさが加わればブーツまでの装備でやれていました。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊
photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


3/14火曜日のサイズアップは風波の癖の強さが目立ち、ウネリとしてのまとまりがない状況からは潮の動きに影響されやすい波質でもあるので、各ポイントで無難に遊べるピークはありましたが全く安定していない様子でした。

それでは、地形レポートです!

一宮

3/14火曜日8時半頃の様子から地形を判断します。潮は引き始めです。強まった南風コンディションで太東〜志田周辺よりも風の悪影響を受ける日が増えていたり、朝夕を基準に風が弱まるタイミングもありつつサイズ的には落ち着いた状態が続いていたので、前回のようなアウトからのブレイクを狙えずミドル〜インサイドの地形の複雑さで全体的にスムーズなセクションを見つけ難い雰囲気がありました。
_1
この日のオンショアは風波の微妙なサイズアップとなり、堤防で風を防ぎながら整ったフェイスを探せていましたが、ウネリのヨレた反応は形が不規則で力の弱いブレイクでもあり、お手頃なピークを探せても距離をつなぐだけの波が目立っていました。
_2
地形の様子からは正面右側の複雑さが残ってしまい、比較すると正面左側の広範囲な反応やファミマ側のショアブレイクセクションの方がピークやブレイクのまとまりが良かったように思えます。
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オンショアの悪影響が気になっていたものの、この日の胸〜肩サイズで潮の多い時間帯は波数が確保されていたので、整ったコンディションであれば引き始めからのボヨつきを回避できる狙い目を基準にスムーズなブレイクが見つかりそうです。

サンライズ

火曜日3/14の9時半頃の状況から地形をジャッジします。潮は引き始めです。この日はオンショアの影響が大きく、ヨレたフェイスはピークやブレイクの形を複雑にしていたものの、前回以降の落ち着き傾向で乏しい波数だった状態と比べればアウトからの頻繁な反応を探せるサイズに復活し、潮の多い時間帯のボヨつきにも対応できる雰囲気になっていました。
_1
全体的に手前の複雑さが気になる地形ではありますが、以前のインサイドの広がりをキープして一宮よりも広範囲に波を探せているため、カレントや深いセクションの悪影響はありつつ潮の引き始めからはミドル〜アウトの癖のないエリアで対応できそうです。
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深いエリアが目立っていた左側もここ数週間で復活した堤防際のレフトの距離が確保され、力の弱い波質が気になりながら右側はそれに対応できる広範囲な仕上りをキープしているので、ウネリの向きで形の変化はありつつ、整ったコンディションに対して距離を狙える可能性が残っている印象です。
_3
アウトをメインに使いたい地形なので上げ際のボヨつきは全体的に対応できる範囲を狭めてしまいそうですが、引き始めからの狙い目で解消傾向になると思います。風波な雰囲気からはウネリのまとまりに期待できない状況ですが、胸以上のサイズが残ればスムーズさに欠けても遊べる距離を乗れそうです。

東浪見

火曜日(3/14)10時半頃の地形チェックです。潮は引きに向かう中間くらいの時間帯です。前回以降の落ち着き傾向なコンディションに対しては左側で風のヨレが目立っていたり、右側にとってはサイズ不足な状況になっていたので、インサイドの複雑な地形がメインになると力の弱いブレイクやフェイスが途切れる波もあって、整ったコンディションに対しても物足りない雰囲気がありました。
_1
しかし、オンショアの風波ながらこの日の胸〜肩サイズはミドル〜アウトにできるピークが復活し、ポイント全体で広範囲な反応になっていました。
北東コンディションは右側に悪影響となってこの日の印象は悪いものの、サンライズよりも深めながら地形的にはアウトからの反応をキープし、ショルダーが短かったりボヨりつつ形になるきっかけになっていると思うので、サイズ次第な状況ながら引き始めからの狙い目に可能性がキープできているようです。
_2
左〜正面エリアにかけても基本的にアウト重視な地形でしたが、スケールとしては比較的手前にまとまっている印象でもあるので、スモールコンディションの場合はボヨりに負けてしまうものの、胸以上のサイズがあれば右側よりも潮の上げ際の対応が良く、タイミングによって左右の使い分けができればスムーズさに欠けても混雑の少ないピークを探せると思います。
_3
安定して距離を乗れる波は少ないですが、単発で気持ちよく責めれるセクションは見つかりそうです。

志田

3/14火曜日13時頃の様子から地形をレポートします。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯。一宮〜東浪見区間と比べて強まっていた南風の影響を受けずに整った波が多く、スモールコンディションにも対応できる地形はありましたが、ウネリのリセットで波数も乏しくなってしまい、楽しむにはサイズが不足していた印象です。
_1
この時のような干潮に近い時間帯は波が痩せたり強まるカレントでまとまりも悪くなっていますが、アウトからの反応は頻繁になっても他のポイントのような広範囲な反応ではなく、以前よりも地形が手前に集まっているようでした。
_2
堤防周辺や正面のようにカレントが沖に出ているエリアでは深いセクションがあるかもしれませんが、全体的にはどこよりも素直な地形が確保され、風が弱ければ癖のない波になると思います。その分、ワイドなピークも多い印象ながら、潮が多い時間帯にまとまる手前のブレイクを基準にすると、引き始めから比較的スムーズなブレイクを狙いやすく、ボヨつきが気になる上げ際に関してもインサイドの浅さからは他とは違う狙い方ができそうです。
_3
風のヨレはありましたが、右側のレギュラーにとっては以前よりも形になりやすい地形のようにも思えました。

太東

3/14火曜日14時頃の地形レポートです。潮は干潮寸前です。更新直後のコンディションでショートボードを含めてもサイズと整ったフェイスを遊べていましたが、その後の南風でオフショアをキープしながらもウネリの落ち着きが早まってしまい、週末以降でロングボード専用な雰囲気が続き、前日の様子からは潮の引き際に関してもギリギリな反応になっていました。
_1
地形の状態からはここ数週間でピークのまとまりやレギュラーの形が復活傾向ではありましたが、堤防の内側は変わらずワイドな反応が目立っているので、波数やブレイクする範囲をキープできるサイズがあれば潮が多い時間帯の方が形のまとまりと距離を楽しめていたように思えます。
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干潮の動きが以前よりも大きくなっている事もあって、この日で腹〜胸程度なサイズながら堤防よりアウトからのブレイクが頻繁になり、地形以外の影響で形のまとまりが悪くされているようでした。
_3
しかし、膝前後の厳しいサイズにも対応できる地形ではあり、この日のオンショアはサイズアップのきっかけにもなっているので、サイズのキープがあれば潮の変動に合わせて狙い目が増えそうですね。地形的にはガスト寄りにかけて癖のないエリアが広がっているので、堤防周辺の波数が乏しくてもビギナーに対応できる波が見つかりそうです。

夷隅

3/14火曜日15時頃の地形チェックレポートとなります。干潮の潮止まりです。前回以降に強まった南風でフェイスのヨレやオンショアのような複雑さが目立ってしまい、かなり乏しい反応でもあったのでこの日の北東コンディションの方が風の悪影響が少なく、サイズ等の条件を含めて可能性があるように思えます。
_1
地形の印象は変わらず、全体的にインサイドのショアブレイクがメインな雰囲気でしたが、時期としては以前よりも日中の干潮が大きくなっているので、この日は風波のサイズアップではあったものの胸程度な反応ながらショアブレイクのエリアが広がっていて、No.1〜2に関してはカレントとの重なりがあってもミドルエリアからのブレイクを探せていました。
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形のまとまりもあって一見お手頃なショアブレイクではありますが、基本的に距離を狙えない地形でもあり、滑りのいいセクションを遊ぶには範囲が狭い状況なので、以前より潮の動きに可能性があってもサイズ次第な状態からは安定した反応には期待できません。
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しかし、これまでのように頭以上のサイズが必要ではないので、干潮に近いタイミングと波質が合えば以前より遊び易いブレイクを探せそうです。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新からは今週の月〜火曜日に風の悪影響が目立ちつつ、前半の期間〜週末にかけては土曜日の北東も大きなフェイスの崩れはなく、このエリア全域にとっては強まりながらもオフショアの南西コンディションを狙えていた雰囲気です。
しかし、前回更新直後のサイズダウンが早まってしまい、午前中の潮が多い時間帯に胸近いセットはあったもののボヨつきもあって数が少なく、引き始めからは比較的スムーズなブレイクを探せていましたが干潮に近くなるほど波が痩せてサイズ感がなくなり、ウネリもないので夕方の上げ際のまとまりが弱くなっていました。
アウト重視な仕上りや手前が複雑になっている地形に対しても潮の引き際で広範囲な反応を狙え、全体的にスモールウェーブに対応できる雰囲気はありましたが、干潮時は力の弱い波質に変わって形のまとまりも悪くなっていたので1日の中の狙い目が狭く、基本的にはサイズ不足な週になっていたと思います。
さて、この先の波は今回の低気圧のウネリがまとまれば前半の期間から楽しめる可能性はありますが、次回にかけて風向きの変化が激しくなりそうなのでオフショアの狙い目は限られそうですね。
前線の通過で強まる金曜日(3/17)の北東コンディションや次の低気圧が通過する予報の土曜日(3/18)にかけて再び厄介なコンディションが予想されながら、サイズのキープにも期待できるのでその後のオフショアや風が弱まるタイミングに楽しめる波を探せると思います。
地形にとってはカレントが加わってミドル〜インサイドの複雑さが増す可能性はあるものの、潮の動きでボヨつきを回避できる時間帯はありそうなので、夷隅以外は干潮前後のカレントの影響が大きくなるタイミングを除けば形のまとまりにも期待でき、落ち着き傾向なサイズに対しても安定の引き始めから無難な波が見つかるのではないでしょうか。

最後に、水温ですが、以前からの状態をキープして13〜14℃くらいあるので、外気の暖かさが加わればブーツまでの装備でやれていました。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

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データ波情報/ 千葉北 大原・海水浴場

21 21 21 21 21 21 21 21 22 22 22 22 22 22 22 22 23 23
時間 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03
天気
気温 13.5 12.6 11.8 15.5 16.7 17.0 15.7 14.6 13.4 13.1 12.9 16.2 18.3 19.4 16.4 13.6 13.3 14.3
波高
m
1.13 1.15 1.18 1.42 1.65 1.75 1.68 1.63 1.53 1.39 1.29 1.20 1.16 1.18 1.17 1.17 1.19 1.27
波向
風速
m/s
4.7 3.8 2.4 3.5 5.0 1.5 1.9 3.6 1.8 1.5 1.9 3.4 4.3 3.9 2.2 0.9 2.0 4.3
風向
潮位
cm
44 126 111 47 74 141 108 21 34 121 120 42 48 131 129 43 31 113
21 21 21 21 21 21 21 21 22 22 22 22 22 22 22 22 23 23
時間 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03
天気
気温 13.5 12.6 11.8 15.5 16.7 17.0 15.7 14.6 13.4 13.1 12.9 16.2 18.3 19.4 16.4 13.6 13.3 14.3
波高
m
1.13 1.15 1.18 1.42 1.65 1.75 1.68 1.63 1.53 1.39 1.29 1.20 1.16 1.18 1.17 1.17 1.19 1.27
波向
風速
m/s
4.7 3.8 2.4 3.5 5.0 1.5 1.9 3.6 1.8 1.5 1.9 3.4 4.3 3.9 2.2 0.9 2.0 4.3
風向
潮位
cm
44 126 111 47 74 141 108 21 34 121 120 42 48 131 129 43 31 113

千葉北 エリア 週間波予想
(fuji)

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 22 (水)
    グラフ 23 (木)
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