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「日本人初のCT選手が突然誕生」F+(エフプラス)コラム

Text by つのだゆき / Photo by Snowy



日本人初のCT選手が突然誕生した。
クオリファイという形ではなく、移動という形で。
つい先ごろまでアメリカの選手だったカノア・イガラシが、本日のリリースによると、今シーズンは日本の選手として戦うことにしたようだ。

五十嵐カノア。

もちろん2020のオリンピックを想定しての移動だし、オリンピックがなければまだまだアメリカの選手だったんだと思う。今までの彼のサーフキャリアはすべてアメリカの選手としてのものだし、ワールドアマとかもアメリカ代表の選手だった。
しかしこの先は日の丸をしょってやっていく、ということにしたようだ。

日本人初のCT選手は、アメリカからやってきた。
是非は別として、というか、是非もへったくれもないわけだけど、日本のモダンサーフィンの歴史の中で、みんなある意味、いつ、だれがクオリファイして日本人初のCT選手となるのか、みたいなことが取りざたされてきたし、CTに一番近い選手、みたいな表現をされてきたわけだ。

でも、今日、いきなりすでにいるんだよ、日本のCT選手。今年洋人がクオリファイしても、史上初ではなく、史上ふたり目になっちゃうわけで、ま、コンペシーンでは何事も1番が大事ではあるので、残念だったね。

まぁ、五十嵐カノアとしては、所属事務所や代理店や、スポンサー、マスコミなんかのタグチームの敷いたレールを着々と歩いているんだろうとは思う。ゴールはジャパニーズサーフィンスーパースター。
長いことツアーを見ている日本人としては、JPNという文字がヒート表の中に入ることは、どんな形であれ喜ぶべきことなんだろうと思う。

がんばれ、五十嵐くん。


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