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『Outerknown Tahiti Pro』3日目はエピックコンディションでベスト8決定!

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(The GOAT is back!)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

7月に2011年8月のコードレッド以来の巨大なサウススウェルが入るなど今夏のタヒチ・チョープーは波に恵まれていますが、タイミング良くCT開催時にもウネリがヒット!

現地時間8月18日、『Outerknown Tahiti Pro』は公式6-8ft、セットはそれ以上のサイズでハイスコア量産のエピックコンディション。
10ポイントも出るこれぞチョープーのバレルが姿を現し、メンズのOpening Roundの残りヒートからマンオンマンヒートを二つ同時に進行させるオーバーラッピングヒート利用してRound of 16まで一気に進行、ファイナルデイを戦うベスト8が決定。
歴史に残るような素晴らしい一日でした。

WSL Finals進出の5名が決定

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(この一本でトップ5入りを決めた五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

CTは昨年からフォーマットが変わり、トップ5がプレーオフのような形でワールドタイトルを決める「Rip Curl WSL Finals」を秋にローワートラッセルズで開催。
これには賛否両論あるものの、2シーズン連続で行われ、タヒチでの最終戦でトップ5が確定します。

ウィメンズサイドは残り1枠、メンズサイドはすでに決定していたフィリッペ・トレド(BRA)、ジャック・ロビンソン(AUS)に加え、イーサン・ユーイング(AUS)、イタロ・フェレイラ(BRA)、そして最後に五十嵐カノア(JPN)がジャドソン・アンドレ(BRA)に勝利して「Rip Curl WSL Finals」行きを確定。

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(五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

カノアのヒートはライブ中継をご覧になっていた方なら分かる通り、Round of 16でジャドソン・アンドレ(BRA)に最後の最後まで追い込まれ、終了間際に入ったラストチャンス。これを見事に結果に結び付けたシーンは鳥肌ものでした。

「なんて言っていいか分からない。凄い感情的になっているよ。まず初めにチョープーに感謝したい。長い間、ここに通って地元の人たちと一緒に過ごしてきたし、このような瞬間のために準備をしてきたんだ。あの波が入った時、もしこれが運命なら勝てると思ったさ。そして、今トップ5に入り、ホームに戻るよ」

「Rip Curl WSL Finals」の会場はカノアのホームに近いローワートラッセルズ。
トップ5のメンバーを見る限り、決して有利とは言えないものの、ワールドタイトル獲得は現実的であり、もう決して夢ではないのです。
その前にチョープーでの優勝にも期待しましょう!

QFはミゲル・プーポ(BRA)とのカードです。

チョープー2日目で10ポイントを出した男

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(このマシューのバレルの大きさを見て!)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

この日、一番の主役は誰だったのか?

カノア?ケリー?ヘッジ?

いや、Round of 16で10ポイントライドをしたマシュー・マクギリヴレイ(ZAF)だったのかも。

テイクオフでフィンが抜けるほど暴れたサーフボードを抑え込み、大きなバレルに完全に姿を消してからスピットと共に吹き出されてきた彼のライドに5人のジャッジ全員が10ポイントを出していました。
驚くべきことにマシューがチョープーでサーフィンをしたのは昨日が初めてで、今日は2回目ということです。

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(マシュー・マクギリヴレイ)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

「朝からパドルアウトする直前まで緊張していたよ。そして、ずっとアドレナリンが出ていたね。今日のようなコンディションでコンテストが開催されることは夢のようさ。他に一人しかいない中でサーフィンすることは素晴らしい。その瞬間のために冷静でいなければいけないんだ。サミー(サミュエル・プーポ)と一緒にサーフィンしたのは最高だった。彼はチャージしていたし、みんながプッシュしている姿を見るのは最高だよ。QFに進めて嬉しい。早くサーフィンしたいね」

QFでは恐るべきワイルドカード、カウリ・ヴァースト(FRA)と対戦するマシュー。
現在のファン投票では完全にカウリが勝っていますが、それをひっくり返すポテンシャルは十分に持っています。

ヘッジの逆襲

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(バランスを崩しながら立て直してロボを倒したヘッジ)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

このイベントのリプレイスメントの一人、ネイザン・ヘッジ(AUS)をご存知でしょうか?

現在、43歳のヘッジはノースラナビーン出身の元CT選手で2004年のチョープーで2位になった実績を評価されてイベントに参加しましたが、予想以上の活躍を見せて良い意味でイベントを掻き回しています。

この日はRound of 16でランキング2位のロボことジャック・ロビンソン(AUS)にコンビネーションに追い込まれながら、2本のディープなバレルで18.30を出して逆転。これぞ、チョープーと言える素晴らしい場面でした。

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(先行したロボだったが...)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

「あのヒートのスタートで、ジャック(ロビンソン)が何が起きているのかを教えてくれたんだ。彼は俺の真後ろでパドルをしようとしていた。そんなことされたのは、アンディ(アイアンズ)だけさ。彼はヤバイ奴だと思ったね。勝つにはベストウェーブに乗らなければいけない。彼が波に乗る毎にスコアを伸ばす中、俺は信念を貫き、辛抱強く待った。そして、あの波が来たんだ。パドルしている時はここが自分の場所だと自らに言い聞かせ、コミットしたよ。それで雑音を消し、集中したんだ」

QFの相手はブラジリアンのカイオ・イベリ。
彼もまたあなどれない一人ですが、ファン投票ではヘッジが遥かに上回っています。

なお、他選手の活躍の陰に隠れてしまったものの、ケリーはOpening Round、Round of 16共にハイスコアを出しており、自らのブランドがメインスポンサーになったイベントでの優勝に近づいています。
50歳のケリー、この最終戦で引退か?という噂も....。

ネクストコールは現地時間8月19日の早朝6時45分(日本時間8月20日深夜1時45分)で、20分後にスタート予定。
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南南西ウネリはピークを過ぎる予想。
ファイナルデイになる可能性が高いでしょう。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/



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