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CT第6戦『Quiksilver/ROXY Pro G-Land』開幕!

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(和井田理央)
PHOTO: © WSL/Ed Sloane

現地時間5月28日、ミッドシーズンカットによってメンズ24名、ウィメンズ12名に選手数が絞られた2022年CT後半戦のファーストイベント、『Quiksilver/ROXY Pro G-Land』がインドネシアのパーフェクトなレフトのリーフブレイク、G-Landで開幕!

初日は公式3-5ftレンジのクリーンなグッドコンディションでメンズ・ウィメンズ共にオープニングラウンドが終了しました。

ちなみに後半戦からは選手数が減ったことでフォーマットも少し変わり、まずオープニングラウンドは3名の内、1位のみがスキップしてメンズはRound of 16へ。ウィメンズはQF進出。
2位と3位は敗者復活戦へ。ここでマンオンマンで行われ、勝者がRound of 16、ウィメンズはQFに進み、そこから先は敗者復活戦が無くなり、勝者のみが勝ち上がります。

前半戦とヒート数が減るために時間が短縮され、本当に良いコンディションだけで勝負を行うことが可能に。
WSLが以前から構想していたコンパクトなツアーがようやく実現されたのです。



カレントリーダーのブリッサ

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(ブリッサ・ヘネシーのトップ維持なるか?
PHOTO: © WSL/Ed Sloane

まず、4ヒート行われたウィメンズサイドからお伝えするとステファニー・ギルモア(AUS)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)、カリッサ・ムーア(HAW)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)の4名が1位通過でQF進出。

カレントリーダーのブリッサはジョアン・ディファイ(FRA)、ブロンテ・マコーレー(AUS)と対戦。
ターン勝負のクロスゲームを制して次に進んでいます。

「この大会に出場する選手は皆同じように新しい経験をしていると思うわ。G-LANDにも慣れてきた。こんな遠くの地に来てそれもジャングルの真ん中にいることが最高ね。自分が切り離されたような感覚となり、集中することが出来る。本当に居心地が良いわ。私はコスタリカで育ち、ハワイとフィジーでも過ごしてきたから、それら全ての場所の組み合わせのような気がする。この土地の美しさと仲間たちとの時間を楽しんでいるわ。ツアーに参加している女子は本当に素晴らしい人ばかりで、陸上ではみんな仲間なの。でも、海に入ればゲームの時間へと切り替わるわ」

カリッサのバレルライド

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(バレル勝負なら間違いなく優勝候補のカリッサ)
PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

メンズは約20年振りの開催、ウィメンズは初開催となったG-Land。

ウィメンズのH3に登場したカリッサは潮が引き、トレードウィンドによって姿を現すようになったバレルをメイクして8.33をスコア。
前半にはターンオンリーで8.83を出し、トータル17.16のメンズを含めてのハイエストヒートスコアでラウンドアップを決めています。

「すごい楽しかったわ。練習でバレルをメイクはしなかったけど、多くのビデオを見てここのバレルがどんなものかを見てきた。だから、あの1本を見た時は本当に興奮したし、自分のラインをセットしてベストを尽くしたのよ。このようなレフトでサーフィンが出来るのはとても楽しい。慣れるまで時間がかかりそうだけど、気分は良いし、再びパドルアウトするのが楽しみね」

和井田理央が1位通過&JJFが負傷

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(復帰したガブリエル・メディナ)
PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

メンズサイドは後半戦から復帰したガブリエル・メディナ(BRA)を始め、イーサン・ユーイング(AUS)、ジャック・ロビンソン(AUS)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、イタロ・フェレイラ(BRA)、グリフィン・コラピント(USA)、ミゲル・プーポ(BRA)
ワイルドカードの和井田理央(IND)がRound of 16進出を決めています。

なお、2xワールドチャンピオンのジョン・ジョンは大きな膝のサポーターを付けてヒートに登場。
前日のフリーサーフィン中に膝内側側副靱帯を痛めて念のためにサポーターを装着したものの、バックハンドでのビッグターンとフローターもメイクしてトータル13.94でコロへ・アンディーノ(USA)、ヤゴ・ドラ(BRA)に快勝しています。

「残念ながら、昨日の朝に左ひざ、多分MCLを痛めたんだ。ちょっと感情の起伏が激しいね。イベントもキャンセルしようと思ったけど、メディカルスタッフと相談して今朝サーフィンをして大丈夫だと感じたので、続けることにしたのさ。ヒート前はどんな感じになるのか、まだ良く分からなかったので、とても緊張したよ。だから、ヒートを勝てて本当に嬉しいし、残りのヒートも楽しみさ。G-Landで戦えることは素晴らしい。波は完璧で、軽いオフショア。誰もいない。基本的に自分一人でサーフィンが出来るのは特別なことだよ」

ネクストコールは現地時間5月29日の朝6時45分、7時5分のスタート予定。
日本時間ではネクストコールが同日朝8時45分で、9時5分スタート予定です。
南西ウネリが続き、サイドショアの予報。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

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