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五十嵐カノアがベスト16入り!CS第3戦『Quiksilver Pro France』

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(五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Poullenot.

現地時間10月22日、フランスのビーチブレイクで開催中のCS(チャレンジャー・シリーズ)はいよいよクライマックス間近!
メンズサイドの『Quiksilver Pro France』、Round of 24が進行してベスト16が決定しました。

この日の会場に選ばれた「Culs Nus」はストームの影響で公式6-8ftレンジまでサイズアップ。
午前はクローズアウトでコンテストもオンホールド。
午後になって風が弱まり、潮の上げ込みも手伝って回復してからゴーサインが出されていましたが、ジェットスキーのアシストが必要なほどのハードコンディションでした。

五十嵐カノアが最高のパフォーマンスを披露

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(五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Poullenot.

4人ヒートから3人ヒートに変わったRound of 24に残っていた選手はアレックス・リベイロ(BRA)、コナー・オレアリー(AUS)、ジェシー・メンデス(BRA)、カルロス・ムニョス(CRI)、マテウス・ハーディ(BRA)、サミュエル・プーポ(BRA)、フレデリコ・モライス(PRT)、ミシェル・ボウレズ(PYF)など強豪揃い。

そんな中、H4に登場した五十嵐カノアは際どいセクションで大きなターンを重ね、2本の8ポイントをスコア。
トータル16.27とこれまでのハイエストヒートスコアを出して圧勝していました。

「沢山波に乗ってしまってジェットスキーの運転手には悪かったね。こんなハードな日に活躍してくれた彼らに感謝したい。フランスのイベントでは色々なコンディションでサーフィンすることになる。過去の自分はそれが弱点で勝てなかった気がするので、今回は克服するために来たんだ」

過去のフランス戦でのカノアの成績を振り返ってみるルーキーイヤーが13位。
2017年、2018年が25位、2019年が17位とランキングの重しになっていることは間違いありません。

QSとCTの間のCS(チャレンジャー・シリーズ)の1戦となったフランスですが、コロナ禍でスケジュールは流動的なので、今回のように実戦から学んでおくことは重要でしょう。

カノアは次のRound of 16でブラジリアンのエドガー・グロージアと対戦します。
なお、カノア以外の日本人選手はRound of 96で全て敗退。
和井田理央は次のRound of 48で敗退しています。

ウィメンズのベスト8

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(ケイトリン・シマーズ)
PHOTO: © WSL/Poullenot

この日はウィメンズのヒートがなかったものの、前日までにQFを戦うベスト8が決定しています。
日本人選手はRoun of 16で松田詩野が敗退して全て消えてしまい、ディミティ・ストイル(AUS)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)、ケイトリン・シマーズ(USA)、アリッサ・スペンサー(USA)、モリー・ピックラム(AUS)、ヴァヒネ・フィエロ(FRA)などが残っています。

『Quiksilver Pro France』&『ROXY Pro France』のネクストコールは現地時間10月23日8時15分。
日本時間の同日15時15分です。

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