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ケリーとジョン・ジョンも参加!37年目を迎えるトリプルクラウンがいよいよ始まる!

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PHOTO:© WSL/Cestari

今年で37年目を迎えるオアフ島・ノースショアを舞台としたトリプルクラウン。
11月13日〜12月20日の間にハレイワ、サンセットビーチ、パイプラインで3イベントが行われ、トリプルクラウンとCTの二つのタイトルが決定。
更に今年は2020年東京オリンピックの選手選考も兼ねており、残り6枠が確定することになります。

シーズン初の巨大な10ftオーバーの北西ウネリが入った10月末には前哨戦のQS3,000『Vans Pro Presented by HIC』が開催され、南アフリカの デヴィッド・ヴァン・ジールが優勝。
トリプルクラウンに参加する多くのハワイアンも参加してウォーミングアップは完了しています。

トリプルクラウン開催中の6週間は世界中からトップサーファー、メディア、サーフィン界の著名人、ファンが集まり、コミュニケーションを深める大切な期間。
今年はハレイワでの『Hawaiian Pro』、パイプラインでの『Billabong Pipe Masters』で150ドルのVIPチケットが販売され、大画面のライブビューイング、ビュッフェランチ、選手のサイン入りジャージなどの購入が可能になります。

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PHOTO:© WSL/Heff

ケリーとジョン・ジョンが参加を表明

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JJFとの選手選考レースに注目が集まるケリー・スレーター
PHOTO:© WSL/Cestari

今年のトリプルクラウンには怪我でシーズンを棒に振ったジョン・ジョン・フローレンスと今年で現役最後のフル出場になるかもしれないケリー・スレーターが参加を表明。
更に26名のCT選手がトリプルクラウンのタイトルを狙って出場します。

3度もトリプルクラウンを獲得しているジョン・ジョンは4ヶ月間リハビリに費やし、『Billabong Pipe Masters』での復帰を示唆していましたが、その前にファンの前に姿を現すことを決めています。
アメリカ代表として残り1枠を巡ってケリーと争うことになる2020年東京オリンピックの選手選考レースは今年のトリプルクラウンの目玉にもなるでしょう。

すでに終了している10戦中5戦出場しているジョン・ジョンは優勝2回のポイントが大きく、33,220ポイントでCTランキング8位。
ケリーはフル出場ながら最高位でも5位で30,090ポイントの10位。
ケリーがジョン・ジョンを上回るには『Billabong Pipe Masters』での好成績が必至です。

QSレースにも注目

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新たなハワイアンがCT入りするか?バロン・マミヤ
PHOTO:© WSL/Heff

トリプルクラウンの3戦はQSで最もグレードが高い10,000の2戦、CTの1戦で構成。
CT選手のダブルクオリファイを除くとQSランキング10位までがクオリファイ、2020年にCT入りが出来るため、ハワイアン以外にも世界中からQSのトップ選手が集まり、まさに人生を賭けた戦いになります。

クオリファイのラインにいるヨーガン・クウジネット(FRA)、バロン・マミヤ(HAW)、ジャック・ロビンソン(AUS)、コナー・オレアリー(AUS)などは1ヒートでキャリアが一変してしまうような繊細な勝負に。
計り知れないプレッシャーとの戦いになるでしょう。

シーズン前半にトップ10に入り、クオリファイを期待されていた稲葉玲央は後半戦に失速して12,210ポイントの21位。
昨年のクオリファイのラインは17,000ポイント辺だったので、トリプルクラウンの2戦で上位に入ればまだチャンスはあります。

■11月13日〜24日
開催場所・ハレイワ アリイビーチパーク
『Hawaiian Pro』

■11月25日〜12月7日
開催場所・サンセットビーチ
『Vans World Cup』

■12月8日〜20日
開催場所・パイプライン/バックドア
『Billabong Pipe Masters』

『Vans Triple Crown of Surfing』公式サイト

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