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『Quiksilver Pro Gold Coast』&『Roxy Pro Gold Coast』開幕!

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PHOTO: © WSL/Cestari

2018年のワールドツアーは改革の年。
ケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」がカリフォルニアのトラッセルズの変わりに加わり、バリ島・クラマス、ウィメンズサイドにもジェフリーズベイがプラス。
フォーマットもR5(ウィメンズはR4)が廃止、パイプラインのアーリーラウンドで採用されている2つのヒートを同時に行うデュアルフォーマット(オーバーラッピングヒート)がゴールドコースト、ベルズビーチ、J-bay、フランスで使用可能になるなど自然を相手とするサーフィンコンテストの魅力を活かす合理的なシステムを採用。
また、選手側では五十嵐カノアが2020年東京オリンピックの代表を視野に入れ、アメリカ国籍から日本国籍に変更。
3xワールドチャンピオンのミック・ファニングがベルズ戦限りで引退など開幕戦前に様々な話題が飛び込んでいました。

そして、現地時間3月11日、ウェイティングピリオド初日に始まった開幕戦『Quiksilver Pro Gold Coast』&『Roxy Pro Gold Coast』
今年も舞台はオーストラリアのゴールドコースト、スナッパーロックス。
東海上のサイクロン「Hola」の影響で期待出来そうな予報、初日は不安定な天候に公式3-5ftレンジのサイズ。
地形の関係、強い風によって難しいコンディションにインターフェアが2つに番狂わせも多くあった波乱のオープニングデイでした。

メンズ、ウィメンズ共に3人ヒート(1位がR3へ、2位と3位がR2へ)のR1が進行。
最も目立っていたのは昨年2年連続のワールドタイトルを獲得したジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、トライアルから勝ち上がってきたマイキー・ライト(AUS)を倒した19歳のゴールデンルーキー、グリフィン・コラピント(USA・写真最上部)でした。



「マイキーもジョン・ジョンも深い位置からパドルしようとしていたんだ。ラッキーにも彼らは最初の波で失敗して、自分の元に良い波が入ったのさ。最初のイベントで彼らのような対戦相手とR1を戦って勝ち上がれたのは最高だね。でも、図に乗らないように気を付けるよ。まだR1を勝っただけ、今年は大きな目標があるんだ。だから、先走りしないようにするよ」

CT初の波でいきなりバレルをメイク、スピードに乗ったターンからレイバック、カットバックとバリエーションを加えて7.67。
ジョン・ジョン、マイキーが波選びに手こずったこともあり、4.83のバックアップを重ねて圧勝。

昨年、QSランキングトップにトリプルクラウン獲得とカリフォルニア出身の選手では史上初の快挙を同時に達成したグリフィン。
一見、ひょうひょうとした感じですが、しっかりとした目標を持ち、スネークことジェイク・パターソンのコーチの元で’スポンジ’のように情報を吸収してそれを実践に活かす才能に長けています。
グリフィンのルーキーイヤーの目標はトップ10、そして出来る限り楽しむこと。
それは昨年期待されながらも1年でツアーから脱落した同世代のイーサン・ユーイング(AUS)の教訓から学んだことだそうです。

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PHOTO: © WSL/Sloane

開幕戦直前に引退を発表したミック(写真上)は返り咲き組のキアヌ・アシング(HAW)と対戦。
もう一人の相手だったケリー・スレーター(USA)は昨年J-bayでの足の怪我がまだ完治せず、R1はキャンセル。
現在、まだハワイにいて波が上がったタイミングでR2が再開されそうであれば出場、R1と同じようなコンディションであれば欠場。
その場合、マイケル・フェブラリー(ZAF)が代理で参加します。

「観客の素晴らしい応援があったよ。何年か前から引退は考えていたけど、ここでサーフィンすると考え直してしまうんだ。会場に来てくれた観客には感謝したい。ここで優勝することは素晴らしいけど、今回イベントでの優勝は目指していないよ。長年支えてくれた家族、友人、ファンへの感謝の意味を含め、ショーを披露したいんだ」



過去2度優勝経験があるホームのスナッパーロックスでのイベントはこれで最後になるミック。
キアヌとの対戦は序盤にローカルナレッジを活かしたライディングで5ポイント台を重ね、終始リードして勝利。
ビーチからの歓声はこの日最大でした。

その他、ディフェンディングチャンピオンのオーウェン・ライト(AUS)、第一子を授かったばかりのジュリアン・ウィルソン(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、ジョーディ・スミス(ZAF)、イタロ・フェレイラ(BRA)、コロヘ・アンディーノ(USA)、エイドリアン・バッカン(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、フィリッペ・トレド(BRA)、コナー・オレアリー(AUS)が1位通過でR3へ。

ガブリエル・メディナ(BRA)、エゼキエル・ラウ(HAW)はインターフェアを犯して敗退。
ルーキーでラウンドアップを決めたのはグリフィンのみ。
カノアも波選びに苦戦してロースコア止まりでR2行きを強いられています。

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PHOTO: © WSL/Cestari

ウィメンズの『Roxy Pro Gold Coast』は、2年連続ワールドチャンピオンに輝いたタイラー・ライト(AUS)を始め、ジョアン・ディファイ(FRA)、カリッサ・ムーア(HAW)、メイシー・キャラハン(AUS・写真上)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ココ・ホー(HAW)がラウンドアップ。

ディフェンディングチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)は怪我で欠場したコートニー・コンローグ(USA)のリプレイスメントとして参加したメイシーに敗退。
R2ではトライアルを勝ち上がったワイルドカードのビアンカ・ベイタンタグ(ZAF)と対戦します。

ネクストコールは現地時間3月12日の7時30分(日本時間の同日6時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南東ウネリは弱まる傾向。
13日にはサイクロン「Hola」からの東ウネリが強まる予想。

WSL公式サイト

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