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今シーズン最初のウィメンズQS6,000『Ron Jon Florida Pro』を制したのは?


PHOTO:© WSL/Ferguson

2018年に7戦用意されているウィメンズQSで最もグレードが高いQS6,000『Ron Jon Florida Pro pres by Sunshine State Florida Lager』がフロリダ北部の「Sebastian Inlet」で開催され、現地時間1月23日に終了。

2017年に最年少の15歳でクオリファイを決め、2018年のウィメンズCTでは唯一のルーキーとなるキャロライン・マークス(USA)がQS初優勝。
フロリダがホームのキャロラインは家族や友人の前で見事な勝利を収めました。

「人生で最高の日!会場で応援してくれたみんなのおかげよ。終了のホーンが鳴って家族と一緒にこの優勝のお祝いをすることを考えただけで涙が溢れてきたわ。ホームでのイベントに参加する時は優勝を狙うけど、達成するには多くのことを達成して全て自分の思う通りに行かなければいけない。今回は努力が報われ、それを達成した感じ。最高の気分よ」


PHOTO:© WSL/Ferguson

キャロラインの他にも多くのCT選手が参加した今イベント。
SFではすでにベテランの域に入っているタティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、ファイナルでは今年でツアー4年目のブロンテ・マコーレー(AUS)と対戦。
本番とも言えるCTの開幕戦を前にこの二人を倒したことは大きな自信になることでしょう。

「夢のようなスタートを切ったわ。今年の目標はQS6,000の優勝だったし、QSでのトップを目指している。CTでは学ぶことを優先、凄い勉強になるだろうし期待しているわ。そして、楽しむつもりよ。この勢いでオーストラリアに向かいたい。その前に家族や友人とこの優勝の喜びを分かち合いたいわ」

フロリダからコンペティティブなカリフォルニアのサンクレメンテに移住し、マイク・パーソンズのコーチの元で夢の舞台に早くも上がることに成功したキャロライン。
彼女のシンデレラストーリーはまだ始まったばかりです。

なお、今イベントには橋本恋、大村奈央、黒川日菜子、川合美乃里が参加。
川合美乃里、大村奈央がR5進出を果たし、9位でフィニッシュしています。


PHOTO:© WSL/Ferguson

同時開催のメンズQS1,500『Florida Pro pres by Sunshine State Florida Lager』はエヴァン・ゲイセルマン(USA)が優勝。
ファイナルではジェイク・マーシャル(USA)にコンビネーションスコアまで追い込まれていたものの、後半にプライオリティがない状況で7.67。更に8.87を重ねて見事な逆転劇を演じることに成功。

キャロライン同様にフロリダ出身の彼はスモールコンディションのビーチブレイクに強く、2017年はフロリダのココアビーチで優勝。
2016年は千葉と東海岸のバージニアビーチで優勝経験があります。

「最後の2ヒートは幸運にも助けられた。優勝出来て本当に嬉しいよ。全てのイベントで優勝を目標にしている。ファイナルを振り返るとC.J・ホブグッドはプライオリティを失ったことが逆に幸運だったと言っていた。それが無ければ7.67は出せなかっただろうね。時にプライオリティはそんな状況も作り出すのさ。他にもジャックと楽しみながらお互いに好きなようにサーフィン出来たのが良かった。ヒートのトータルスコアを高く維持することが目標で、それが今年最初のイベントで達成出来たのは大きいね。それが今年一番焦点を置いていることさ。これから向かうオーストラリアが楽しみ、可能な限りこの勢いを維持したい」

QSはハワイとは別にオーストラリアレッグがCT開幕戦の前まで続きます。
1月25日からはバーレーヘッズで1,000『Flight Centre Burleigh Pro』が開催されます。


PHOTO:© WSL/Varnes

『Ron Jon Florida Pro』結果
ウィメンズQS6,000
1位 キャロライン・マークス(USA)
2位 ブロンテ・マコーレー(AUS)
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、メイシー・キャラハン(AUS)

メンズQS1,500
1位 エヴァン・ゲイセルマン(USA) 
2位 ジェイク・マーシャル(USA)
3位 ジョシュ・バーク(BRB)、ルッカ・メシナス(PER)

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