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今年の『MURASAKI SHONAN OPEN』を制したのは?



WSLジャパン・リージョナルの第2戦QS1,500『MURASAKI SHONAN OPEN』が7月14日〜20日に湘南で開催。
サーフィンコンテストの他、スケートボード、アート、ダンスパフォーマンス、ライブなどカリフォルニア・ハンティントンの「US OPEN」をモデルにした夏の始まりを告げるビッグイベント。
今年はASPからWSLに名称が変わり、1,000、1,500、3,000、6,000、10,000の5つのグレードに変更。その2番目の1,500とグレードは低いものの、海外からの参加は多く、南アフリカの10,000で5位に入り、QSランキング26位の五十嵐カノア(USA)を始め、ジョエル・パーキンソンの従兄弟、ミッチ・パーキンソン(AUS)、ハワイからはカイマナ・ハキアス、カイレン・ヤマカワ、マカイ・マクナマラ、喜納海人がエントリー。
日本を代表するトッププロ達と熾烈なバトルを繰り広げていました。

波の方は台風ラッシュの影響で強い南よりのウネリとオンショアが持続したハードコンディション。
ゲッティングアウトにも時間を要するため、波の選択が非常に重要となり、判断ミスで姿を消した選手も...。

今イベントのディフェンディングチャンピオン、松下涼太を始め、2013年のチャンピオン、大野修聖はR5で敗退。
そんな中、QSランキング84位。無名のブラジリアン、ルーエル・フェリーペ(写真最上部)がR4でイベント唯一の10ポイントをマークするなど、トリッキーな波を逆に味方にしてコンスタントな強さで勝ち上がり、SFで喜納海人、ファイナルでは大橋海人とクロスゲームを演じてQS初優勝!

「初めての日本で素晴しい波に恵まれ、大勢のファンの方たちも応援してくれて本当に最高です!このイベントの直前、わたしの大切な家族の1人が亡くなり、その家族のニックネームは”ジャパニーズ”でした。わたしは家族のために大好きな日本で勝利することを誓い、今は本当に感無量な思いでいっぱいです...」

2011年からQSに本格参戦しているルーエルですが、トータルランキングで100位を上回ったシーズンはなく、今回の優勝は本人が一番驚いていると思います。
1,500ポイントを得て、一気に57位までランキングをアップさせました。



2013年にはこの舞台で大野修聖とファイナルを戦い、2位でフィニッシュしていた大橋海人(写真上)
地元開催のビッグイベント、2度目のファイナルで今度は頂点に立ちたいところでしたが、またしても2位という結果に...。

「大勢の地元サポーターのみなさんたちの前で優勝したかったです。もちろん、優勝できなくて残念な気持ちですが、トップシードのワールドサーファーの1人であるフェリーペは、イベントを通して際だったパフォーマンスを披露していて、優勝に値する素晴しいサーファーでした。地元の海と大勢のサポーターの皆さんの前で、全力を出し切った良いパフォーマンスができて、このイベントを支えてくれたすべてのみなさまに対して本当に感謝しています」

QSランキング110位の大橋海人。未来ある23歳の若い日本人サーファーの世界での活躍に期待しましょう!

次のWSLジャパン・リージョナルのイベントは7月31日〜8月2日に千葉・志田下で開催されるジュニア『GoPro Junior Games』
21歳以下のジュニア、ガールズ。16歳以下のカデットクラスが行なわれます。

『MURASAKI SHONAN OPEN』結果
1位 ルーエル・フェリーペ(BRA)
2位 大橋海人
3位 喜納海人(HAW)、五十嵐カノア(USA)

WSL JAPAN公式サイト




photo: WSL Covered Images

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