浜瀬海が3度目のグランドチャンピオンに! 『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』 | サーフィンニュース BCM | コンテスト

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浜瀬海が3度目のグランドチャンピオンに! 『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』

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全4戦で争われる2022年JPSAロングボードシリーズの第3戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』が9月14日〜9月16日に茅ヶ崎パークで開催。
初日はウネリが弱く、潮の引きを待って開始されましたが、2日目には台風のウネリらしい反応が出始め、最終日はハラサイズのセットが入るまずまずのコンディションに恵まれていました。

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(会場は茅ヶ崎パーク)

田岡なつみが10ポイントライド

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(レフトで10ポイントを出した田岡なつみ)

大会2日目、開幕戦で優勝して今イベントでも優勝候補だった田岡なつみがR4でパーフェクト10をスコアして大きな話題になっていました。
レフトの波、バックサイドで長いノーズライドからフィニッシュまでメイクしたこのライディングはWLTで世界を見ているからこそ。更に9.40を重ねてトータル19.40と驚異的なスコアを出していました。

今イベントの台風の目

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(菅谷裕美)

今イベントには台風の目となった選手が数人います。

まず、初日に9.50、トータル15.83を出した菅谷裕美。
この日は田岡なつみでさえ9.00を含むトータル15.00で、男子も含めてのハイエストを出していました。

彼女は出産後初の試合でボードも現在のジャッジクライテリアに合わせてマイケルタカヤマの重いシングルフィンを使用。
毎朝1時間の朝練の成果が出て、復帰後初のイベントでSFまで進出していました。

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(武川慎)

プロ1年目でまだ16歳の武川慎。
珍しいスノーボードのプロとの二刀流で今回ファイナル進出の4位。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。

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(小熊海ノ介)

湘南をホームにする小熊海ノ介。
武川慎と同じ16歳で、双子の櫻井凰太、凰二と共に湘南の期待の若手として数年前から注目され続けています。

小熊海ノ介は鵠沼の新城譲の元で腕を磨き、彼のシェイプのボードを愛用。
プロ1年目で初戦はR5進出、今回はSF進出と着実に結果を残しています。

セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスにインスパイアされてシド・チェーンを常に着用。
少し前までは裸にライダース、最近は『DOGTOWN & Z-BOYS』にインスパイアされてバンダナを海でもするなど個性的なのも面白く、プロになる前にNALUの表紙を2度も飾るほどフォトジェニックでもあります。

浜瀬海 vs 井上鷹

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(浜瀬海)

今イベントでは浜瀬海と井上鷹の対決がR4、SF、ファイナルと3度もありました。
最初の対戦となったR4では普段クールな浜瀬海が興奮してしまうような勝負となり、盛り上がっていました。

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(井上鷹)

「ReWave」

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2021年から始まったJPSAの海洋環境保全活動のプロジェクト「ReWave」
今回は選手やスタッフ以外にスポンサーの社員も動員されて大人数でビーチクリーンを行なっていました。

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浜瀬海が3連勝でタイトルも獲得

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(浜瀬海)

開幕戦から2連勝中の浜瀬海が今回もリズムを崩さず、2019年、2021年に優勝と得意の茅ヶ崎で優勝。
これで3連勝となり、最終戦を待たずに3度目のJPSAタイトルを確定させています。

ファイナルでは1本目から9ポイントを出し、追い上げてきた井上鷹をかわして勝利。
最終戦の宮崎も参加して4連勝を目指すそうです。

井上桜が初優勝&最年少記録

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(井上三兄弟)

女子は田岡なつみと吉川広夏という牙城があり、他選手にとってタイトルどころか優勝さえも難しいシーズンが続きましたが、井上鷹の妹である井上桜が14歳にして優勝。
JPSAの最年少記録も更新する快挙を達成しました。

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(14歳の井上桜が優勝)

ちなみに姉の井上楓もファイナル進出と兄を合わせると3兄弟全てがファイナル進出というのも快挙でしょう。
最終戦はSUPの世界選手権出場のために欠場するそうです。

JPSAロングボード最終戦『さわかみ 日向プロ』は10月28日〜29日(予備日30日)に宮崎県日向市のお倉ヶ浜で開催されます。

JPSAロングボード第3戦
『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』
1位 浜瀬海
2位 井上鷹
3位 堀井晢
4位 武川慎

女子
1位 井上桜
2位 吉川広夏
3位 田岡なつみ
4位 井上楓

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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