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あまり情報が無いジャワ島タートルズ2022年6月の現地波情報(WSMコラム)

Turtles_West_Java
Photo: WSM

前回のコラムではインドネシアのウエストジャワに分類されるジャワ島チマジャの現地波情報をお届けしました。

今回のコラムでは、6月中旬に訪れたチマジャからさらに南へ3~4時間ほど車で移動した先にあるタートルズの情報をお届けします。

タートルズの全般情報

タートルズとは、ウエストジャワの南端近くに位置するエリアで、亀の産卵地としても知られているからこそのサーフスポット名なのでしょう。

実際の場所は以下となります。

タートルズの波はリーフ上でブレイクするバレルが特徴のレフトハンダーで、海全体が南から北(ショルダー方向)へと動いているのが見て取れるほどカレントが強め。

ピークに吸い込まれるカレントよりはマシとも言えますが…。

タートルズ周辺にはビッグウェイブスポットなんかもあるらしいですが、基本的にはタートルズ一択と考えた方が良いでしょう。

つまり、スウェルが炸裂した時にスウェルを交わすブレイクといった選択肢が乏しいせいもあってか、タイミングによっては混雑とは無縁となることも。

タートルズの適正サイズ


タートルズでの適正サイズは4~6フィート(セットでオーバーヘッドくらい)ほどで、今回の滞在時は前半が7フィートオーバー、後半が4~6フィートでした。

一般サーファーである私の感想としては、4~6フィートは余裕ではないけど何とか行けるサイズで、7フィートオーバーは怖いといった感じでした。

タートルズの波



タートルズはレフトバレルのスポットと言う事で、4~6フィートであっても波はしっかりと巻きます。

バレルをやりたいサーファーでフロントサイドとなるグーフィーフッターには最高ではないでしょうか。

水深についてはロータイドは避けたので何とも言えませんが、ミッドタイドくらいでインサイドで巻かれた時はリーフに足が触れました。

ただ、個人的な感覚としては激浅と言うほどではないと感じました。

リーフブーツについては、履いた方が間違いなく楽です。

リーフブーツを履いていればピーク近くのリーフを歩いてエントリーできるためです。

ただし、ラインナップよりも少し北側に行けばビーチにはっきりとしたチャンネルがあり、そこからパドルインとパドルアウトをすればリーフブーツを履かなくても大丈夫です。

まとめ


ジャカルタから直接のアクセスになると、7~8時間移動と言う長距離になるタートルズ。

ですが、確実にバレルをやりたいのなら素晴らしいサーフエリアと言えます。

私が滞在したのは1週間ほどで、潮回りによってはターン向けなコンディションとなることもありましたが、全くバレルを巻かなかった日がなかったほどなので。

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