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54年の歴史で日本が初のメダル獲得!『2018 UR ISAワールドサーフィンゲームス』

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9月19日、伊良湖・ロングビーチを舞台とした『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』は週末のサイズダウンを考慮して足早にイベントが進行。
コンテスト4日目の水曜日にメンズのファイナルデイを迎えました。

42カ国、197名のサーファーが集まった今年のISA世界選手権。
日本代表「波乗りジャパン」はCT選手で2020東京オリンピック出場のために国籍をアメリカから日本に変えた五十嵐カノア、QSランキング上位の大原洋人、村上舜と最強の布陣。

海外勢ではブラジルのCT選手イアン・ゴウベイア、インドネシアの和井田理央、ニュージーランドのビリー・ステアマンド、アメリカのタロウ・ワタナベ、ケビン・シュルツ、ポルトガルのペドロ・ヘンリケ、ヴァスコ・リビイロ。アルゼンチンのサンティアゴ・ムニーツなどが優勝候補と言われていました。

4名のファイナリストの内、2名は前日のR6で五十嵐カノア、サンティアゴ・ムニーツに決定。

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(五十嵐カノア)

ファイナルデイは前日より更にサイズダウンのコシ〜ムネ。
風の影響は少なく、サーファーブルなコンディションながら波数が少なく、15分の短いヒート時間で僅かなミスが致命傷。
たった2枠を目指して行われた敗者復活戦のリパチャージR6からリパチャージR10では大原洋人がR9で敗退して9位でフィニッシュした一方、村上舜がファイナルまで勝ち上がり、ペルーのルーカ・メシナスと共に最後の勝負へ。

ファイナルはヒート時間が25分まで延長。
それでもセットが1〜2本しか入らないこの日のロングビーチのコンディションではミスが許されない状況。
ファイナルに残った4名の全てがシャープアイサーフボード(Sharpeye Surfboards)という中、序盤は五十嵐カノアが先行。
中盤はアベレージを揃えたルーカ・メシナスがトップに立つ場面もありましたが、後半は7ポイント台を持った五十嵐カノアとサンティアゴ・ムニーツとのバックアップスコア勝負。
サンティアゴがフロントサイドでソリッドなターンを重ね、6.73をマーク。この一本が決め手となり、ラスト5分を逃げ切って優勝。
2011年のパナマ戦以来、2度目の金メダルを獲得しました。

「とても嬉しいね。まるで夢のようだよ。国を代表することは素晴らしい。チームからのエネルギーを感じたのも最高の気分だった。この優勝が2020東京オリンピックへのモチベーションを高めてくれるよ。出場へのチャンスを得られたことは嬉しいけど、まだ一つずつクリアしかないとね」

優勝したサンティアゴ・ムニーツには2020東京オリンピック出場に関係するペルーのリマで開催される『2019 Pan Am Games』の出場権が与えられます。

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(五十嵐カノア)

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(村上舜)

惜しくも金メダルは逃したものの、54年の歴史の中で日本人として初のメダルを獲得した五十嵐カノアと村上舜。
昨年、宮崎のお倉ヶ浜で開催された18歳以下のジュニアによる世界選手権『 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』に続き、開催国として誇れる結果を残し、2年後に迫った2020東京オリンピックへの期待も高まります。

「普段参戦しているWSLとジャッジ方針が異なるため、細かな技にこだわるよりシンプルに見せるのが大切だった。金メダルを取りたかったから悔しいけど、オリンピックの良い練習になったと思う」

WSLではすでに日の丸をつけて戦っていた五十嵐カノアでしたが、ISAでは初。更に日本で日の丸をつけ、多くの日本人ファンを前に戦ったことは大きな意味があったと思います。
2年後の大きな舞台に向けて、彼の意識は高まっていくことでしょう。

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(川合美乃里)

ウィメンズはメインラウンドのR5が行われ、CT選手の2名、オーストラリアのサリー・フィッツギボンズ、ニュージーランドのペイジ・ハレブ。
南アフリカの元CT選手、ビアンカ・ベイタンタグ。オーストラリアのアップカマー、現在QS14位のホリー・ウォンの4名がR6進出。

昨年開催国として金メダルを獲得したフランスのジャスティン・デュポン、ポーリン・アドゥは共に3位でリパチャージR8行き。

日本代表「波乗りジャパン」はリパチャージR6で黒川日菜子が1位通過を決めた一方、川合美乃里、橋本恋はここで敗退。
続くリパチャージR7では黒川日菜子がアメリカ代表の2名を相手に3位敗退。

黒川日菜子は11位、橋本恋は13位、川合美乃里は16位でイベントをフィニッシュしました。

国別では前日に暫定トップとなっていた日本でしたが、4日目の結果で4位にダウン。
トップはアメリカ、2位オーストラリア、3位フランス。

9月20日は国別対抗リレー「Aloha Cup」が開催予定。
日本代表「波乗りジャパン」は五十嵐カノア、村上舜、黒川日菜子、橋本恋が出場予定。

『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』
メンズ個人結果
1位 サンティアゴ・ムニーツ(ARG)
2位 五十嵐カノア(JPN)
3位 ルーカ・メシナス(PER)
4位 村上舜(JPN)
...9位 大原洋人(JPN)

9月20日(木)のスケジュール
8:00am-9:00am: Aloha Cup Semifinal 1 (FRA, MEX, JPN, CRC)
9:00am-10:00am: Aloha Cup Semifinal 2 (POR, ESP, PER, USA)
10:00am-11:00am: Aloha Cup Final

[特設ページ]
https://www.bcm-surfpatrol.com/isawsg2018/

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photo:ISA





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