QS6,000『Ichinomiya Chiba Open』 優勝はライアン・カリナン! | サーフィンニュース BCM | コンテスト

TOPNEWS > コンテスト
NEWS / BCMサーフィンニュース

コンテスト

QS6,000『Ichinomiya Chiba Open』 優勝はライアン・カリナン!

2018526ry1
PHOTO: © BCM

5月26日、千葉・志田下を舞台に一週間に渡って行われたQS6,000『Ichinomiya Chiba Open』が終了。
波に恵まれたイベント前半と変わって後半はサイズダウン傾向、SFとファイナルの3ヒートが行われた6日目は期間中最もサイズが小さく、コシ〜ハラ。
更にオンショアも強まる傾向となり、難しいコンディションでの勝負。
そんな中、144名の頂点に立ったのはオーストラリア・ニューキャッスル出身のライアン・カリナンでした。

「この優勝は亡くなったばかりの両親に捧げたい」

優勝後のインタビューでこの言葉を口にした瞬間、感情が溢れて涙を流していたライアン。

2016年2月、初のCTのキャリアを始める前に58歳だった父親が白血病で亡くなり、2017年の母の日には母親がショック死...。
人生で最も辛く乗り越えなければいけない時期に自分が打ち込める世界でようやく成功の第一歩。
それも26歳の誕生日の前日にQS初優勝を成し遂げたライアン。

2018526ry2
(ファイナル前に集中するライアン)
PHOTO: © BCM

2018526se5
(ファイナルに挑むセス)
PHOTO: © BCM

「Billabong」のチームメイトでもあるセス・モニーツ(HAW)との35分のファイナル。
レフト中心の左側にライアン、ライト中心の右側にセスと互いがフロントサイドになる波に分かれてパドルアウト。
このポジショニングが吉と出たのはライアンで、開始直後にフローターからフィンを抜き気味のフィニッシュで4.43をスコア。
更にバックサイドで4.10を重ねて主導権を握ります。
一方のセスは右側のライトの波、フロントサイドで二つのビッグターンからフィニッシュまでノートリムでメイクして6.00。
序盤のスコアと合せて逆転に成功。

2018526ry4
PHOTO: © BCM

2018526ry3
PHOTO: © BCM

ヒート中盤、ライアンはフロントサイドでビッグターン、6.20をスコアして逆転。
更に同じアプローチで7.00をスコア、トータル13.20でセスを引き離します。
この時点でニード7.20のシチュエーションのセスは、プライオリティを得たこともあり、固執していた右側からライアンが待つ左側に移動してピッタリとマーク。
バックサイドでストレートアップ、しかし逆転可能な波のポテンシャルはなく、5.70。
最後には得意のエアーリバースにトライしますが、ワイプアウト...。
ライアンが中盤から逃げ切って優勝。ファイナル終了後、チームメイトの二人は互いに健闘を讃え合っていました。

「最高の気分さ。天国の両親のおかげかな。この優勝はランキングを大きく上げてくれるけど、今はまだ深く考えてはいないよ。優勝の余韻に浸りたいね。今日は絶好の波とは言えない。でも、この波に適応して2つのスコアを得ることは出来た。イベントの間、セスは10ポイントを出したし、素晴らしい活躍をしていたよね。彼は凄いサーファーだし、大きな未来が待っている。この優勝を分かち合いたいよ」

今回の優勝で一気に68もランキングを上げて4位とクオリファイ圏内に入ったライアン。
まだシーズン前半ですが、これでモチベーションが上がることは間違いないでしょう。

2018526se
PHOTO: © BCM

2018526se
PHOTO: © BCM

R4で高さのあるフルローテーションをメイク、イベント唯一のパーフェクト10。
その他にも得意のエアーで観客を魅了してQS初のファイナル進出を成し遂げたセス(写真上2枚)
初優勝は逃したものの、この2位で60もランキングを上げて10位に入っています。

「このイベントは大きな自信を与えてくれ、ネクストレベルに自分を押し上げてくれた。次の舞台である’Ballito(南アフリカのQS10,000)’に気持ちを切り替え、今回の勢いも維持したい。このイベントのように良いスコアを出せたのは勉強になるし、モチベーションも上げてくれる。そして、より前進出来るんだ」

「神対応」とも言えるファンサービスや人柄で多くのサポーターに支えられていたセス。
叔父のカービー福永(写真下)も応援するために急遽来日していました。

2018526se3
PHOTO: © BCM

QS6,000は全てのスケジュールを終了しましたが、ウィメンズQS1,000のSFとファイナルは5月27日に行われます。
その他、グロムのヒートやエアーショーなども開催予定。
会場には様々なブースも用意されているので、ぜひ観戦に!

最終日5月27日のファーストコールは朝8時。
今年もオフィシャルフォーキャストを務めるBCM波情報によると基本的には今日と同じようなコンディション。
朝の内は風が弱く、日中はオンショアが吹き込む予想。
大きなサイズ変化も期待出来ません。

2018526sa
(選手によるサイン会)
PHOTO: © BCM

■観戦予定の方へ

車を利用する場合、志田下の駐車場は選手や関係者専用になるため、観客の方は道路を挟んだ南宮駐車場を利用してください。
26日(土)~27日(日)はJR上総一ノ宮駅から会場までの無料送迎バスが運行。
詳細は以下で。

国際サーフィン大会・渚のファーマーズマーケット 送迎バス運行図


QS6,000『Ichinomiya Chiba Open』結果
1位 ライアン・カリナン(AUS)
2位 セス・モニーツ(HAW)
3位 ノエ・マア・マクゴナグル(CRI)
5位 ジャドソン・アンドレ(BRA)、マルコ・フェルナンデス(BRA)、チャーリー・マーティン(FRA)、アレホ・モニーツ(BRA)

『Ichinomiya Chiba Open』公式サイト

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

関連キーワードで他のニュースを探す

WSL Ichinomiya Chiba Open 志田下 ライアン・カリナン セス・モニーツ