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CT第3戦『Margaret River Pro』 サメ騒動で異例のキャンセル!

Margaret-River
PHOTO: © WSL/Dunbar

ゴールドコースト、ベルズ、マーガレットリバーと3戦続くオーストラリアレッグ。
CT第3戦『Margaret River Pro』はメンズR2、ウィメンズはR4まで進行していましたが、現地時間4月16日に会場から約15km離れたグレースタウンで発生した2件のシャークアタックの影響で翌日はコンテストがオフ。
そして、関係者や専門家によって数時間の話し合いがあり、今回は選手やスタッフの安全を考慮してキャンセルと4月18日にWSLから正式発表がありました。

ミック・ファニング(AUS)が被害に遭った2015年の『J-Bay Open』のファイナル以来のシャークアタックによるキャンセル。

様々な野生動物が生息する海を舞台としたサーフィンコンテスト、特にマーガレットリバーのような手つかずの自然が残されている場所でサメが現れることは決して特別なことではありませんが、今回は過去のアクシデントや、近くに座礁したクジラの存在からサメが攻撃的になっている可能性が高いとの専門家の意見があり、現時点でのリスクを考慮した上でこのような判断になったとのことです。

今回のようなキャンセルの場合でも選手にポイントは加算されますが、今後メンズ、ウィメンズ共にコンテストを完了させる方法を考えてから結果を伝えるそうです。
また、現時点で来年以降のマーガレットリバーの開催が中止になることは考えていないとのこと。

全ての関係者が今回の判断に同意している訳ではなく、不透明な部分もありますが、WSLはアスリートの安全を最優先事項にしているため、最善の判断だと思います。

次のCT第4戦は5月11日〜20日に開催されるブラジル・リオデジャネイロを舞台とした『Oi Rio Pro』
その前、5月5日〜6日はサーフランチでWSL初となるリージョナル対抗のチーム戦『Founders’Cup of Surfing』が開催されます。

WSL公式サイト

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