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『Ichinomiya Chiba Open』3日目 現地リポート



世界中のコンペティターが憧れる夢のワールドツアーの舞台に入るために行われるクオリファイシリーズ、通称QSの2番目にグレードが高い6,000『Ichinomiya Chiba Open』が3日続けてオン。
5月25日にトップシードが待つR2の24ヒートの内、16ヒートが進行しました。

舞台の千葉・釣ヶ崎海岸、通称「志田下」はこの時期特有の濃霧に悩まされ、朝6時30分のファーストコールからオンホールドが続き、ようやく霧が晴れてきた11時15分にスタート。

高気圧からの吹き出しによるウネリ、低気圧からのウネリなどでコシ〜ムネ位はあり、序盤の数ヒートは風の影響が少なかったものの、すぐにオンショアの影響が入ってしまい、難しいコンディションに...。
今回は現地リポートを含めてコンテスト3日目の模様をお伝えします。

オープニングヒートには2015年のワールドチャンピオン、先日終了したばかりのCT第4戦『Oi Rio Pro』で優勝したエイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA・写真最上部・下)が登場。
一つ一つの動きを確かめるように深いボトムターンからパワフルなターンを重ねて一本目で早くも8.17をスコア。 2016年のワールドジュニア2位、ティモシー・ビッソ(GLP)に逆転されながらも、2位でラウンドアップ。





「日本は約10年振りだけど、再び来ることが出来て嬉しいよ。食事と人が最高だね。ブラジルのイベントの後、フィジーに向かう前に妻と滞在するにはとても良い場所だと感じている。ここではプレッシャーを感じないし、楽しんでサーフィンするよ。結果よりも、とにかくフィジーの前に楽しみたいんだ」

CT第4戦『Oi Rio Pro』で優勝した後、ランキング2位に上昇して2度目のワールドチャンピオンが現実的になってきたシーズン序盤。
ツアーではこれからフィジー、J-Bay、タヒチとスペシャルな場所、逆に考えると緊張感が続く場所での3連戦となるため、その前に日本でリフレッシュするのが目的。
他にも2020年東京オリンピックの会場視察を兼ねての来日だったようです。

ちなみにエイドリアーノはInstagramに『世界のベスト・レストラン50』で世界第8位に輝いたレストラン、南青山の「NARISAWA」でシェフと記念撮影をした写真をポスト。
エイドリアーノ以外でも、日本の食文化やサーフィン以外のカルチャーに興味を持ち、それを楽しみに来日する選手が多く、各選手のInstagramを見ると外国人目線の「日本」が映し出されています。

エイドリアーノを始め、この日はブラジリアンの活躍が目立ち、アレックス・リベイロ、フラヴィオ・ナカジマ、デヴィッド・ドゥー・カーモ、ビクター・ベルナルド、チアゴ・カマラオ、ヘイタ・アルヴェスと7名のブラジリアンがラウンドアップ。
特にビクター、チアゴが他の選手よりもスピードがあり、波の見極めも良かった印象でした。





日本人選手では、村上舜、大原洋人(写真上)、新井洋人がR3進出。
オーストラリアレッグで好成績を重ねて現在QSランキング4位の大原洋人は地元でもあることから、海に入る前からギャラリーの注目を浴び、その期待に応えるようにローカルナレッジを活かしてこの日スコアが出やすかったライトの波で8ポイント台を2本スコア。
トータル16.90で圧勝。
同ヒートには2015年に優勝した『Vans US Open of Surfing』でファイナルを戦ったターナー・ヘンドリクソン(HAW)もいましたが、全く寄せ付けない強さでした。

「ここはホームビーチ。人生のほとんどをここでサーフィンしているし、波のことは凄い良く分かるよ。そんな場所でコンテストが開催されることは素晴らしいよね。今日は波が小さいけど、明日とファイナルが行われる週末は波が上がることを期待している」

昨年はホームでの今イベントで良い結果を残せなかった大原洋人。
今年こそはという気持ちは誰よりも強いでしょうし、会場で感じたライディングとジャッジの相性が良いため、期待は出来そうです。

その他にR3進出を果たしたのは、9.50のハイエストスコアを出して圧勝した五十嵐カノア(USA)、イーサン・ユーイング(AUS)、キアヌ・アシング(HAW)、グリフィン・コーラピント(USA)、セス&ジョシュアのモニーツ兄弟(HAW)、ナット・ヤング(USA)など。
カノアと同ヒートだったオニー・アンワー(IND)も、最後に彼らしいハイレベルなエアリアルをメイクして2位でラウンドアップを果たしていました。

ネクストコールは5月26日の朝6時30分。
今年からオフィシャルフォーキャストを務めるBCM波情報によると南海上の低気圧からのウネリが強まる可能性がありますが、北東風が吹き込む見込みなので、影響が気になりそう。

なお、会場は一般の車は駐車出来ませんが、道路を挟んで反対側に一般駐車場があります。
他には大東の駐車場などを利用して徒歩で向かう方法もあります。
5月27日(土)に関しては9:20を始発に計7便。上総一ノ宮駅、ファーマーズマーケット会場経由の無料バスが運行されます。
時刻表などは公式サイトをチェックしてみてください。


(霧が晴れてきた会場)


(トライアルから勝ち上がってきた辻裕次郎は4位敗退)


(注目のヤゴ・ドラはリズムが合わずに早くも姿を消す)


(ウォーミングアップ中のヤゴ)


(A.Iに似たスタイルのイーサン・ユーイング)


(ヒートに向かうイーサン)


(ブレット・シンプソンはクロスゲームを制する)


(ハイエストスコアをマークした五十嵐カノア)


(カノアの人気はナンバー1)


(一人右側のピークで波を掴むヤディン・ニコル)


(バックハンドが冴えていた村上舜)


(ヒート前に集中する村上舜)


(右側のピークで時間を消費してしまったが、正面のピークに移動してからあっと言う間にスコアを重ねたグリフィン)


(CT返り咲きを狙うキアヌ)


(この日少なかったレフトに乗るキアヌ)


(良い形で勝利した後のキアヌ)


(西兄弟は共に敗退)


(メイソン・ホーは完敗)


(この日目立っていたブラジリアンの一人、チアゴ・カマラオ)


(クロスゲームで2位通過を果たした新井洋人)


(ヒート前の新井洋人)

『Ichinomiya Chiba Open』公式サイト

WSL公式サイト

日没前フリーセッション空撮

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