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『Yumeya Surfing Games Tahara Pro』終了!



昨年から始まったWSLとJPSAの共同開催が四国から今年は愛知の伊良湖に舞台を移し、7月20日〜24日に開催。
WSLの方はQS1,000、JPSAは第3戦となった『Yumeya Surfing Games Tahara Pro』
ウィメンズも併催され、128名プラス48名による熾烈な戦いが繰り広げられていました。

直前に終了したQS1,500『MURASAKI SHONAN OPEN』で優勝した新井洋人は大原洋人、大橋海人と共にカリフォルニア・ハンティントンビーチで開催されるQS10,000『Vans US Open of Surfing』出場のために不在。

会場となったロングビーチはイベント後半にかけて高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリ、熱帯低気圧からのウネリが強まったものの、風の影響も強まってしまい、難しいコンディション。
メンズ、ウィメンズ共に若い選手の活躍が目立った一方、ベテラン勢では『MURASAKI SHONAN OPEN』でファイナルに残った大野修聖のQF進出、5位が最高位でした。
また、『MURASAKI SHONAN OPEN』では影を潜めていた海外勢が強く、ジャクソン・ベーカー(AUS・写真最上部)、バリ島のローカルでASC(アジアン・サーフィン・チャンピオンシップツアー)のチャンピオンでもあるラディティア・ロンディ(IDN)がファイナリストに選ばれていました。

ファイナルは開始直後にライトの波、フロントサイドで厚いセクションを上手くフローしてスプレーを上げたジャクソンが8.50。中盤には7.25のバックアップスコアを重ね、トータル15.75。
6ポイント止まりとなったラディティアを抑えて優勝。
昨年は3位に甘んじたWSLとJPSAの共同イベントでリベンジを果たし、QS初優勝を決めました!

まだ18歳のジャクソンは2014年までジュニアイベントを中心に回っていましたが、2015年からはQSにシフト。
本格的にQSをフォローしている今年はバリ島・クラマスで開催され、タジ・バロウ(AUS)が優勝した1,000『Komune Bali Pro』で3位。そして、今回早くも優勝を成し遂げ、ランキングも127位から100位以内に入ってきました!



ウィメンズはカリフォルニア・オーシャンサイドで開催中のQS6,000『Paul Mitchell Supergirl Pro』出場のために大村奈央、田代凪沙、須田那月、野呂玲花が不在の中、メンズ同様に若い選手が強く、R3では13歳の松田詩野がイベント唯一のパーフェクト10をスコア。
SFでは脇田紗良とのクロスゲームで敗退したものの、大きな可能性を感じるライディングを披露していました。

ファイナルは父親、脇田貴之を筆頭とした家族のサポートの元に勝ち上がってきた脇田紗良と初来日でノーマークだったタヒチアン、カレル・ポケがクロスゲームを演じ、カレル(写真上)がトータル10.50でQS初優勝。
優勝は逃したものの、今年からQSデビューした脇田紗良の今後の活躍も楽しみです。

次の国内でのQSは10月7日〜10日に宮崎の日向で開催される1,000『TRUMP Hyuga Pro』
ロングボードのLQSと併催になります。
また、ジュニアでは8月6日〜7日に千葉の志田下で『Go Pro JUNIOR Games』が開催されます。

JPSAの方は8月18日〜21日に新島でショートボード第4戦『新島プロ』が開催されます。






『Yumeya Surfing Games Tahara Pro』結果
1位 ジャクソン・ベーカー(AUS)
2位 ラディティア・ロンディ(IDN)
3位 河谷佐助、仲村拓久未

ウィメンズ
1位 カレル・ポケ(PYF)
2位 脇田紗良
3位 野中美波、松田詩野

『Yumeya Surfing Games Tahara Pro』公式サイト

photo: WSL Covered Images

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