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フィリピンのクラウド9で究極のチューブライディングコンテスト!?

(写真は日本から招待された佐藤和也)

ビラボンが主催するスペシャルコンテスト「ビラボン クラウド9 インビテーショナル」が9月24日〜30日の日程で開催。賞金総額20,000USドルのこのイベントは、フィリピンのシャルガオ島のリーフブレイク「クラウド9」で毎年行なわれ、世界各国からチューブが得意なサーファーが48人招待されて優勝を争うというビラボンらしい発想のコンテスト。
ハワイからは、ミカラ・ジョーンズ、ジェイソン・シバタ、カービー福永など。日本からは堀口真平、真木勇人、佐藤和也が選ばれました。

残念ながら日本人選手達はRound3で全て敗退しましたが、佐藤和也がエピックなバレルをメイクし、注目を浴びていました。

このイベントは期間中の本当に良い日だけを2日だけチョイスして行なわれる贅沢なフォーマット。雨に見舞われたものの、4〜6ftのパーフェクトコンディションでヒートが進行しました。
オーストラリアのクーランガッタから参加しているWQSサーファーのルーク・ドリトンは、その波を最もチャージした一人で、パーフェクトに近い18.13ptのハイレストヒートスコアをメイクしていました。
「このスペシャルイベントはほんと素晴らしいよ!地元の人達の中に入ったり、周囲の環境も良いし。パームツリーとのパーフェクトウェーブしかないけどね(笑)」とルークはコメントしていました。

フィリピンローカルのカリート・ナガロもこの波をハードにチャージした一人。
ローカルノーレッジを活かし、面白いようにバレルをメイク!Round3では堀口真平を下しました。
カリートは、「他の国の奴らのサーフィンを見るのはフィリピンのサーファーにとってとても重要なんだ。いつの日か、ローカルからプロが誕生すると思うよ。」と話していました。

また、このイベントを最も楽しんでいるのは、ハワイアンかも知れません。
WQSサーファーのダスティン・クイゾン、マクア・ロスマン、カマラレイ・アレキサンダーなどのハワイのハードロコサーファーや、JPSAをフォローしているジェイソン柴田は、こぞってラウンドアップを果たしています。

佐藤和也を破ったジェイソン柴田は、「波は本当に素晴らしくて、今まで出場したイベントの中でも最高。海には4人しかいないし。これ以上のことはあり得ないほど興奮しているよ。」とハワイアンの彼でも、ここの波の良さには脱帽しているようです。

ダスティン・クイゾンは、カービー福永を下し、「我慢して良い波だけを待っていたんだ。バレルになるのをね。運良く、良い波に数本乗れたよ。」とコメント。
さらに、「フィリピンは初めて。どんな波か見たかったんだよね。ピークの裏からテイクオフすれば、簡単にバレルに入れる。それも波に乗っている間中。オレみたいなレギュラーフッターには夢のような波だよ。」と興奮気味にインタビューに答えていました。

BCMでフォローしているASPワールドツアーとは一風変わったこのコンテストですが、究極のサーフィンを目指しているという部分は共通していますよね。招待された48人のサーファーはさぞかし良い思いをしたことでしょう。選手達のコメントからも「クラウド9」の波の良さがひしひしと伝わってくるようでした。

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