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WCT第3戦タヒチRound4終了

タヒチのチョープーで開催されているWCT第3戦『ビラボンプロ・タヒチ』は現地時間13日、3〜4ftのクリーンなコンディションと晴天に恵まれてスタート。Round4までを消化しています。

この日はRound3の後半となるヒート8からスタート。ここで登場したのは2年前の今大会の覇者で世界チャンピオンのケリー・スレーター(USA)。ケリーにしては低い7pt台のコンビネーションでしたが、同郷のフロリダのWCTルーキー、ゲイブ・キング(USA)を相手に勝利しました。
また、ミック・ファニング(AUS)、タジ・バロウ(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)ら上位オージー勢は順当にラウンドアップしたものの、昨年の勝者でもあるボビー・マルチネス(USA)がルーク・ステッドマン(AUS)に敗退しています。

続くRound4では大きな波乱が。ヒート4に登場のケリーは、ルーキーのジェレミー・フローレス(FRA)と対戦。両者合わせて8本という少ないライディングとなりましたが、ポイントが稼げずに低迷するケリーを横目に、ジェレミーがたった3本のライディングの中でミドルスコアを2本揃えての勝利!ケリーは痛い敗退となっています。
「最高だよ!世界で最高のサーファーを負かすことが出来て、間違いなく夢が叶った。」とジェレミー。「ここの波には実際に自信を感じていたんだ。僕の乗ってきた波(ジェレミーの故郷のリユニオン島)はまさに同じような波だし、パーフェクトな波だって分かっていた。もしケリーに勝てる場所があるとしたら、それは今日・ここの波だったんだよ。」と語っています。
ジェレミーはクォーターファイナルではダミアン・ホブグッド(USA)と対戦予定。

また、ヒート7ではタジとコリー・ロペス(USA)が対戦。両者とも17pt台後半という大接戦でしたが、コリーがわずか0.16pt差でタジを破り、クォーターファイナル進出しています。レイティング1位タイのタジは痛恨の敗退。
「タジは本当に良い波でスタートした。オレは何か特別なことをやらなきゃいけないってわかっていたんだ。」とコリー。「オレはプライオリティを持っていなかった。でも、波がタジのほうから外れてやってきたのを見たから、可能な限りパドルでポジショニングした。掴んだ波は本当に良い感じの、泡のボールみたいな小さなバレル。ただチュームから抜け出して、オレはスコアをゲットしたんだ。超興奮したね、だってオレがこのヒートを制したって知ったからさ!」とレイティング1位のタジに勝利して喜びのコメント。コリーは2001年のタヒチでWCT初勝利を納めたことがあるだけに、チョープーを特別な場所と感じているはず。今後も目が離せません。

他、ミック・ファニング、ジョエル・パーキンソン(AUS)、アンディ・アイアンズ(HAW)らは順当にベスト8進出。ルーク・ステッドマン、ルーキーのカイ・オットンらもラウンドアップしています。

明日はいよいよファイナルデー。ヒート予定は以下の通り。

クォーターファイナル
ヒート1
ジョエル・パーキンソン(AUS)
アンディ・アイアンズ(HAW)

ヒート2
ダミアン・ホブグッド(USA)
ジェレミー・フローレス(FRA)

ヒート3
ミック・ファニング(ASU)
ルーク・ステッドマン(AUS)

ヒート4
コリー・ロペス(USA)
カイ・オットン(AUS)

photo: ASP Covered Images

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