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WCT第3戦タヒチRound3速報

タヒチのチョープーで開催されているWCT第3戦『ビラボンプロ・タヒチ』は現地時間12日、前日に引き続き小さいながらもクリーンなコンディションの中でRound3の途中までを消化しています。

この日はRound2のヒート9からスタート。トレント・ムンロ(AUS)、ショーン・カンズデル(AUS)、エイドリアン・バッカン(AUS)、ルーク・ステッドマン(AUS)らオージー勢を中心にRound3へコマを進めています。

続くRound3はヒート7までを消化。ヒート1に登場したジョエル・パーキンソン(AUS)は、終盤まで全く良いところが無くショーン・カンスデルにリードを許していたものの、ラスト7分で7.4ptと今大会ハイエストスコアとなる9.87ptの2本を決め、Round4進出一番乗り。ショーンもすぐに8.6ptのスコアをメイクするなど追い上げるものの、パーコに一歩及びませんでした。
「不完全なポイントでオレのチョープーイベントは終わっちゃうんだなって思っていたから、あの波を掴んでホントラッキーだったよ。」とパーコ。「長い時間(ラインナップに)居続けたから、ヒートが終わっちゃうなって思った。でも、小さく揺れ始めて、それぞれの波がどんどん大きくなってきた。オレはそのセットで2本のスコアをなんとかメイクした。時々、ヒートのラスト15分間は何が起こるかわからないんだって思うよ。」と、自らの勝利が信じられない様子でした。

また、トレント・ムンロ(AUS)と対戦したアンディ・アイアンズ(HAW)も、終始ムンロにリードを許していたものの、ラスト3分で逆転、Round4へコマを進めています。
「本当にゆっくりなヒートだった。」とアンディ。「最後の最後だったね。オレは5.8ptが必要で、メイクしたのは6.8pt。決して攻略したわけじゃなかったよ。勝ちたかったし、このコンテストで上手くやりたかったんだけど、あの時はほとんど家に帰ることを楽しみにしていたね…。トレントにもう少しで引導を渡されるところだったね(笑)。」
なお、弟のブルース・アイアンズ(HAW)はエイドリアン・バッカン(AUS)に敗れています。

他、マイケル・キャンベル(AUS)、パンチョ・サリバン(HAW)、ダミアン・ホブグッド(USA)、ジェレミー・フローレス(FRA)がRound4へ進出しています。

明日はRound3の続きから再開予定です。お楽しみに!

photo: ASP Covered Images

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