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「東京砂漠ではだしのコンサート」レポート

去る11月23日、東京渋谷のイベントスペース・VISION NETWORKでSFJ(Surfrider Foundation Japan)主催によるイベント『東京砂漠ではだしのコンサート』が開催されました。

自然保護、行動、調査研究、環境教育をテーマに活動しているSFJならではのスタイルで、映像・音楽・トークを通じて、変わってきている海についてを知ってもらいたい、というこのイベント。当日はあいにくの雨模様でしたが、祝日ということもあってたくさんの方々が集いました。

まずSFJ代表の守山倫明さんによるオープニングスピーチ。もともとは日本でも数少ない“鳴き砂”のビーチ・京都府の琴引浜でスタートした「はだしのコンサート」。踏めば「キュッキュッ」と美しい音色で鳴くというこのビーチを守るため、ビーチクリーンをしながらコンサートを・・・というテーマでスタートしました。実際に琴引浜の砂を瓶に詰め、東京砂漠での“鳴き砂”を体験すると共に、美しいビーチを維持するということの大切さを改めて認識させてくれました。

BCMやD2TBでおなじみの種子島のフォトグラファー・ミツさんこと久米満晴さんは、ご存知のように黒煙を吐かない“バイオディーゼル燃料”で日本一周した「まぁるいものを見る旅」での写真を紹介。美しい海や家族の写真、そしてバイオディーゼルに関する写真をやさしい音楽に合わせて紹介。11月2日に種子島でのファイナルイベントを終えるとともに、半年にわたる旅を家族と共に過ごしたミツさんは、旅先での出会いやバイオディーゼルの苦労など、色々な思いが頭によぎったようです。

また、自然保護や経済社会への疑問点などを“小説”という媒体を通じて訴えかける中島修一さん(「ガベージファクトリー」著者)と、「ピースボート」という国際交流の船旅をコーディネートするNGOに参加する小野寺愛さんによるトークセッションも。世界をまたに駆ける二人ならではの世界観で、幅広い視野でのトークセッションとなりました。

目玉イベントの一つでもあり、会場に溢れんばかりの人が押しかけたのが、「高樹沙耶&真木蔵人トークセッション」。フリーダイビングの日本記録(水深53m)を持つ高樹さんと、サーフィンをライフスタイルの中心としている真木さんという個性豊かで海というキーワードが共通の二人なだけあって、一字一句が聞き逃せないトークが展開!美しい海を守るために自分が今何を出来るかというテーマには、笑顔が絶えない時間に。

さらに、KEISONや杉山清貴さん、増田俊郎さんといった海を愛するミュージシャンたちによるライブセッションも大盛況!

海から遠く離れた“東京砂漠”で海を感じることが出来たこのイベント。いつもお世話になっている海に何か恩返しが出来ないかを皆さんももう一度考えてみてはいかが?

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