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南米チリでBWTの初戦が開催された!



ビッグウェーブの世界一を決めるBWT(ビッグウェーブツアー)の南米レッグ第1戦『Quiksilver Ceremonial in Punta de Lobos』が現地時間4月30日〜5月1日に開催。
舞台となったチリの「Punta de Lobos」は首都サンティアゴから南下したワイルドなコーストラインにあるレフトのポイントブレイク。

BWTトップ12と12名のワイルドカードによって構成された24名を4ヒートに分けて行なわれたR1。
上位3名が勝ち上がり、次のSFに上がるシステム。
昨年のスペイン・バスクの『Punta Galea Challenge』を制したニック・ランブ(USA)を始め、マーク・ヒーリー(HAW)、グラント・ベーカー(ZAF)、ティアゴ・メディナ(CHL)が1位通過。
他にもBWTのグランドチャンピオン、マクアカイ・ロスマン(HAW)や、ワールドツアーでお馴染みのダミアン・ホブグッド(USA)などがラウンドアップを果たした一方、ネイザン・フレッチャー(USA)、ジョシュ・カー(AUS)がここで姿を消すことに...。

SFで目立っていたのは地元チリの選手。ラモン・ナヴァロがバレルライドを披露して9.70のハイスコアをマーク。
クリスチャン・メレロも世界的なビッグウェーバー、グラント、通称「ツイッギー」に続く2位でファイナル進出を決めていました。

ファイナルも高台から見守るギャラリーからの声援をバックにチリ勢が活躍していましたが、リスキーなテイクオフをメイクしたマクアカイ(写真最上部)が8ポイント台を2本スコアして優勝!

「チリで優勝というシーズンのスタートはとても嬉しいよ。トレーナーのロブ・ガルシアと独自のトレーニングを重ねた。本当にハードだったけど、それだけの準備が必要ってことさ」

ファイナルデイの夜はWSLの『Big Wave Awards』がロサンゼルスのアナハイムで行なわれます。
チリにいる彼が舞台に上がることはありませんが、いくつかの名誉を与えられることになります。

「太平洋のウネリが完璧なシチュエーションでここに到来した。出来れば家族の前で優勝したかったね。でも、全てのアロハスピリッツを感じながら戦うことが出来たよ」

昨年も初戦を制してグランドチャンピオンに輝いていたマクアカイ。
これから2016年の2月末にかけていくつのイベントが実際に開催されるかは分かりませんが、ハードなトレーニングとビッグウェーブに対するストイックな姿勢で主導権を握る可能性は高いでしょう。



2015年/2016年のBWTのスケジュールは、5月15日〜8月31日が南米レッグとして残り2戦。
ペルー「Pico Alto」の『Billabong Pico Alto』、メキシコ「プエルト・エスコンディード」の『Puerto Escondido Challenge』
10月15日〜2月28日が北米レッグとして4戦。
アメリカ・オレゴン州「Nelscott Reef」の『Oregon Challenge』、スペイン・バスク「Punta Galea」の『Punta Galea Challenge』、マウイ島「Jaws」の『Pe’ahi Challenge』、メキシコ「Todos Santos」の『Todos Santos Challenge』
全7戦、残り6戦が条件が揃った時のみ開催されます。

『Quiksilver Ceremonial in Punta de Lobos』結果
1位 マクアカイ・ロスマン(HAW)
2位 クリスチャン・メレロ(CHL)
3位 ラモン・ナヴァロ(CHL)
4位 ニック・ランブ(USA)
5位 グラント・ベーカー(ZAF)
6位 マーク・マシューズ(AUS)

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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