2015年ニューフェイス マット・バンティングの横顔 | サーフィンニュース BCM | 業界ニュース

TOPNEWS > 業界ニュース
NEWS / BCMサーフィンニュース

業界ニュース

2015年ニューフェイス マット・バンティングの横顔



ASP(アソシエーション・オブ・サーフィン・プロフェッショナル)から名称がWSL(ワールド・サーフィン・リーグ)に変わり、すでにWQSから始動している2015年シーズン。
WCTの開幕戦は、例年通り2月末からのオーストラリア・ゴールドコースト『Quiksilver Pro』
今年は返り咲き組を除くと5名のルーキーがエリートツアーの仲間入り。その中でもトップ34のフィリッペ・トレド(BRA)に続きWQS2位でクオリファイを果たしたマット・バンティング(AUS)は開幕戦から活躍を期待されています。

オーストラリア・NSW州のポートマッコーリー出身の20歳。ジュニア時代から才能を遺憾なく発揮したマットにWSLが横顔を探る質問を投げかけました。

■WSL
ツアーで最も楽しみにしていることは?


■マット
夢の始まり。子供の頃から夢見て目指してきた場所なんだ。
本当は3年間の計画を練っていたんだけど、最初の年でそれが一気に叶ったから自分でも驚いたよ。
いきなり彼らに揉まれることは良いことだと思う。予想外だった。でも、とても嬉しいし楽しみにしているよ。

■WSL
1年目で最もナーバスになっていることは?


■マット
タヒチのチョープーみたいな波でやることかな。
昨年はとてもソリッドに見えたし、多くの選手が怖いと言っていたよね。
彼らが怖いって言うことは、本当にやばい波なんだよ。

■WSL
自分を3つの言葉で表すと?


■マット
自分自身を述べるのは苦手なんだ。
母に聞いたことを言うと、熱心であり、競争心が旺盛。
そして、なまけ者かな。

■WSL
初めてサーフィンした記憶は?


■マット
父親が41インチのマンタ製のボディーボードを買ってくれたんだ。
それを持って家の近くの「チキン」ってブレイクに行ったことを覚えているよ。
小さくてライトのポイントブレイク。本当に小さな波しか無かったけど、最初の波でボードの上に立てたんだ。
父親はビックリして「こりゃ〜サーフボードを買わないといけないな!」って叫び、すぐにソフト素材のサーフボードを購入しにショップへ戻ったのさ。それが始まりさ。

■WSL
恐怖を感じるような波でサーフィンする時、どうやって落ち着くようにしている?


■マット
自信を持つ一方、もし必要ならば逃げ場のことを考える。
大きくて形が悪い波は避けること。

■WSL
今までの一番のサーフトリップは?


■マット
昨年のメキシコ。
毎日サーフィンとパーティを楽しんだよ。
でも、サリナ・クルスでは大きなハプニングがあった。潮が上げてくる時間帯に6〜7人乗った車でビーチを走り、身動きがとれなくなってしまったんだ。
波が車の横から当たり、車内は大騒ぎさ。メキシカンのガイドは半泣きだったけど、猛暑の中、みんなで車を押してなんとか助かった...。
車は壊れてしまい、足も無い。それは凄い冒険だったね。
あの時はカノア・五十嵐、マーク・ラコマー、ジミー・グラハム、他にも同じ「Quiksilver」のメンバーが一緒だったよ。

■WSL
WCTでは誰に刺激を受けている?


■マット
ジュリアン・ウィルソン。
彼は素晴らしい。ツアーの若手で活躍している一人だし、彼は全てを兼ね備えている。
特にフリーサーフィンの動きは凄い。フリップにクレイジーなエアー。波の大小に関わらず本当に上手い。
彼が優勝したイベントや、過去数年の進化を見て感動しているよ。


(母親の関係で以前から乳がんのチャリティーに取り組んでいるジュリアンのボードにサインするマット)

■WSL
ツアーの中で自分を並べた時、人としてサーファーとして何が違うと思う?


■マット
これはまだ定かでは無いね。
でも、客観的に見ると午後に飲むビールは誰よりも好き(笑)だと思う。
地元ではリラックスしている。競争するのは好きだけど、金曜や土曜の夜に遊びに出かけることを恐れてはいないよ。

■WSL
他の選手に対して勝ち目があるイベントは?


■マット
ビーチブレイク全般。
みんなは全ての場所の準備が出来ていると思う。
その中でチャンスがあるとすればフランス、オーストラリア、ブラジル。

■WSL
逆に難しいイベントは?
また、そのために特に取り組んでいることはある?


■マット
チョープー、フィジー、マーガレットリバーのようなリーフブレイク。
水の量が多い場所でもっと沢山サーフィンしてトレーニングする必要がある。


(課題はリーフブレイク、昨年のサンセットは17位でフィニッシュ)

■WSL
コーチはいる?


■マット
ミック・ケイン(NSW州のジュニアコーチ)がコーチだよ。
自宅があるポートマッコーリーでオーガニック・フィットネスをベースとしたトレーニングをしている。
他にもピート・ロバーツというトレーナーとバリナ周辺(彼のシェイパーはバリナから少し南下したヤンバにベースを構えている)で鍛えることもある。
アダム・メリング、ジュリアン・ウィルソンなどとね。

■WSL
最近のウィメンズのレベルアップをどう思う?


■マット
クレイジーさ!
マウイ島での昨年の最終戦、男でもステファニー・ギルモアと戦うのは嫌なんじゃない?なんて話していたんだ。
彼女はメンズのWCTでも勝つチャンスがあると思うよ。
自分自身、彼女のターンに学ぶこともある。特にフロントサイドでのスピードの維持の方法。

■WSL
昨年の収穫で最も大きかったことは?


■マット
難しい質問だね。
CTを観戦するよりも、QSを回りながらの旅で学んだことは多い。
マンリーでの『Hurley Australian Open』はディフェンディングチャンピオンなのにR1で敗れ、次のニューキャッスルは優勝。自信を持って戦うことがいかに重要であるかを実感したよ。
例え結果が悪くても、前向きでいることが何より大切なんだ。それを言えば、ガブリエル・メディナはオレの心を揺さぶった。彼のことは遠目で見ていただけの立場だけど、確実に多くのことを学んだね。
今年はもっと沢山のことを吸収しないと...。

WSL公式サイト

photo: WSL Covered Images

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

関連キーワードで他のニュースを探す

マット・バンティング インタビュー