リップカール・カップ終了！

WQSトリプルクラウン第２戦、リップカールカップ。前日の予想通り１０ー１４ftの素晴らしいコンディションの元、地元ハワイのワールドチャンプ、サニー・ガルシアの優勝で幕を閉じました！

この日サニーは、ハワイアンのロス・ウイリアムス、ブラジリアンのアルマンド・ダルトロ、そして勢いに乗っているオージーのポール・パターソンとファーストヒートでぶつかったのですが、これが大混戦！辛くも逃げきったサニーは、その後勝ち上がり、前日のラウンド３トップスコアーを叩きだしたポルトガルのティアゴ・ピレス、ハワイのアンディー・アイアンズ、そしてこの大会の優勝経験者、ゼーン・ハリソンとファイナルで対戦。しかしさすがはベテラン、これら３人のヤングスターを抑えてワールドチャンプに続く快挙を成し遂げました！

今大会の優勝で、最も成功したハワイアンサーファーの１人との呼び声高いサニーですが、彼曰く「８０年代に活躍したスター、デーン・ケアロアがベストハワイアンサーファーで、彼のレベルまで行くにはどうしたらいいかも分からない」という謙虚ぶり。でもこれは、裏をかえせばまだまだ自分を次のレベルへ持ち上げようというモチベーションの高さの現れ、ということではないでしょうか！？
今シーズン、１５年にも及ぶツアー参戦の末ワールドチャンプになり、すべてを手に入れた様に見えるサニーですが、実はトリプルクラウンタイトルはまだ手に入れておらず、今回の優勝は念願のタイトル奪取といったところでしょう！

さて、次はトリプルクラウン第３戦パイプラインマスターズ。WCTツアーのファイナルイベントであると同時に３０周年を迎えるこの大会、盛り上がるのは必至ですね。この大会も、もちろんカヴァーしていきますのでお楽しみに！