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ASPワールドツアー第5戦『Oakley Pro Bali』終了!



現地時間6月27日、神秘の島、バリ島を舞台にして開催されていたASPワールドツアー第5戦『Oakley Pro Bali』が終了。
ファイナルデイは公式4-6ftレンジ。朝方行なわれたQFの4ヒートはクリーンなグッドコンディションのバレル勝負でしたが、SFのH1にはこの時期特有の風が吹いてしまい、バレルが姿を消してマニューバー勝負に転換。
イベントを通して言えることですが、この波の変化に素早く対応出来る能力が重要な鍵を握っていました。

ファイナリストは昨年のワールドチャンピオン、パーコことジョエル・パーキンソン(AUS)とSFで土壇場の逆転劇を演じたミシェル・ボウレズ(PYF)のナチュラルフッター対決。

ファイナルの序盤はミシェルがパワフルなマニューバーで6ポイント台を2本まとめてリードを握ります。
中盤、4.50止まりだったパーコはバレル狙いでクローズセクションに飛び込みますが、風の影響が入ったクラマスの波は出口を閉ざしてしまい、メイク出来ず...。
後半、パーコはマニューバーでスコアを伸ばすライディングに切り替え、完璧なレールワークを披露。持ち味である流れるようなフローで、6.03、7.83とスコアを重ねて遂に逆転に成功!
終了間際にミシェルが乗った波はファイナルで初となるバレル、フィニッシュまでメイク。ギャラリーも大盛り上がりながら、僅かにスコアが及ばず、パーコが今シーズン初優勝!
民族楽器が奏でられる中、まるで儀式のように逞しい男達が担いだお神輿のような乗り物に乗って表彰台へ移動したパーコ。



「最後は驚くべき結果になったね。海から上がってからここまでの道のりも今までに無いクールな経験だったよ。ファイナルは素晴らしいとは言えなかった。でも、まだ終わってなかったし、ベストウェーブを掴めば最後にチャンスはあると思っていたんだ。ミシェルはこのイベントで最も良いリップをしていたサーファー。ファイナルは4フィンから3フィンのサーフボードに変え、良いバレルも抜けられなくなった。最後は負けないように、ターンでの勝負に切り替えたのさ」とファイナルを振り返ったパーコ。

R5ではASPでのキャリアで2度目となるパーフェクト20をスコアし、他にも全てのヒートでハイスコアを連発。
シーズンオフに訪れることが多いこの場所での相性は抜群で、イベント前半から流れをつかんでいた印象でした。
今シーズンは開幕戦でファイナルに進出(ケリーに抑えられて2位)した以外は13位が2回、5位が1回でトータルランキングでも低迷していたパーコでしたが、今回の優勝で3位までランキングをアップさせています。

その件については、「オレのモチベーションを上げるのに十分な結果さ。ここまで2つの悪い結果(13位)があるにせよ、まだチャンスがあるとは思っていたよ。でも、実際にタイトル争いに戻れた今、とても嬉しいね。この優勝は特別。だって、こんなグッドバイブスかつ凄いエネルギーを持ったイベントだよ。本当にデカイ1勝さ」とコメント。

パーコが3位に上昇した以外にもランキングに変化があり、フィジー戦で2度目の優勝を決めてカレントリーダーの座に返り咲いたケリー・スレーター(USA)がR5で敗退して2位にダウン。
QF進出を決めたミック・ファニングが今シーズン初のトップに立っています。
前半戦を折り返してやはり強いのはミック、ケリー、パーコの3強。後半戦はこの3名に4位のジョーディ・スミス(ZAF)辺までが絡んでのタイトル争いになりそうです。



SFでは快進撃を続けたルーキーのナット・ヤング(USA・写真上)を相手に終了間際に見事な逆転劇を演じ、ワールドツアー初のファイナル進出を決めたミシェル。トップ34の中でも過小評価されている選手の一人で、彼のパワフルなカービングは見ているだけで心を震わせる力があります。

「ファイナルまで進むことは凄いことだし、オレにとっては初めての経験だった。毎日バレルに恵まれ、全ての選手にとってたまらないイベントだったと思うよ。バリの文化、人は素晴らしいよね。タヒチの前に表彰台に上がれたことはハッピーだし、自信にも繋がる。タヒチではリラックスして自分の仕事をするつもりさ」と話していたミシェル。



次の舞台は彼のホームであるタヒチ。バリ島とは文化が違えど美しく偉大な自然が残された神秘の島にトップ34が向かいます。
第6戦『Billabong Pro Teahupoo』は8月15日〜26日に開催されます。

その前に7月はプライムイベントが2戦。7月1日〜7日は南アフリカで『Mr Price Pro Ballito』、7月22日〜28日はカリフォルニアのハンティントンビーチで『Vans US Open of Surfing』が行なわれます。



ASPワールドツアー第5戦
『Oakley Pro Bali』結果
1位 ジョエル・パーキンソン(AUS)
2位 ミシェル・ボウレズ(PYF)
3位 ジョシュ・カー(AUS)、ナット・ヤング(USA)
5位 タジ・バロウ(AUS)、C.J・ホブグッド(USA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ミック・ファニング(AUS)

2013年ASPワールドツアー
『Oakley Pro Bali』終了後のランキング
1位 ミック・ファニング(AUS) 31,400pt
2位 ケリー・スレーター(USA) 30,950pt
3位 ジョエル・パーキンソン(AUS) 26,700pt
4位 ジョーディ・スミス(ZAF) 25,200pt
5位 タジ・バロウ(AUS) 24,900pt

『Oakley Pro Bali』公式サイト



photo: ASP Covered Images

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