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『Oakley ASP World Junior』終了!2012年世界一に輝いたジュニアは?



オーストラリア、ハワイ、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、日本 etc…。
世界中から選ばれた20歳以下の選手で争われるASPジュニアの最高峰『Oakley ASP World Junior』が10月6日〜16日にバリ島で開催されました。
イベント前半は西側のチャングー、後半は東側のクラマスを舞台にヒートが進行し、ハイレベルなパフォーマンスが連発!
若いサーファーのライディングは守るものが一切無く、見ているだけも気分がスッキリするような豪快さでした。

ファイナルはジャック・フリーストーン(AUS)とエゼキエル・ラウ(HAW)が対決し、公式2-3ftレンジで風の影響が入った難しいコンディション。残念ながらイベント期間中では最もプアーな波に...。
エアリアル勝負。クロスゲームの末にジャックが僅か0.06ポイント差で優勝!
2010年に続き、2度目のタイトルを手に入れました!

「ジョエル(パーキンソン)の足跡をフォロー出来たなんて信じられないね。彼は大好きなサーファーだし、同じクーランガッタ出身。素晴らしい気分だよ。彼はASPワールドチャンピオンシップツアーにいる。そして、オレもその場所に行きたいと強く思っているし、今回の優勝が自信になったよ」とジャック。

世界で最も層が厚いと言っても過言ではないオーストラリア・クーランガッタ出身のジャック。
この土地は過去にワールドジュニアのタイトルを獲得したことがあるジョエル・パーキンソンを始め、ミック・ファニング、ビード・ダービッジなどの現在ツアーで活躍中の選手や、過去を振り返るとオッキーことマーク・オキルーポなど世界を代表するサーファーが不思議なくらい誕生していることで有名。
ジャックもその一人になるべく先輩達のサポートを受けながら成長を続けています。

「2010年にASPワールドジュニアのタイトルを獲得したのは、運が良かったんだ。あの時は参加出来ないイベントもあって他の選手の勝ち負けにも左右されたのさ。今回は1イベントで決着がついたから、全く違うね。プレッシャーは無く、自分のやるべきことをやっただけ。数ヶ月前までこのイベントに参加する気持ちさえ無かったけど、勝ててとても嬉しい。最高さ」とプロとして重要なインタビューにもしっかりとした対応。

2010年に初めてワールドジュニアのタイトルを獲得してからはスポンサーの待遇、マネージングなど周囲の状況が一変したそうです。

ちなみに今イベントで他の選手を圧倒した2つのパーフェクト10は、共に高さのある綺麗なローテーション(回転系のエアリアル)で、すぐにでもツアーで通用する完成度でした。



7月下旬に開催された『BILLABONG PRO TAHARA』での優勝が記憶に新しいエゼキエル・ラウ(HAW・写真上)
残念ながら優勝は逃したものの、すでに心はノースショアでのイベントに向いているようで、「2番になるためにここに来た訳じゃないけどね。ファイナルではジャックが良いリズムでベストな波を掴んでいた。彼には’おめでとう’と言いたいよ。これからトリプルクラウンのためにすぐ移動さ。そこでまた会おうぜ!」とコメントを残していました。

なお、ウィメンズはニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)が優勝。
日本人選手では加藤嵐、高橋みなとの9位が最高位でした。

『Oakley ASP World Junior』結果
1位 ジャック・フリーストーン(AUS)
2位 エゼキエル・ラウ(HAW)
3位 アンドリュー・ドヘニー(USA)、ラムジ・バークヒアム(MAR)
…9位 加藤嵐

ウィメンズ
1位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS) 
2位 ビアンカ・ブィテンダグ(ZAF)
3位 クインシー・デイヴィス(USA)、フィリッパ・アンダーソン(AUS)
…9位 高橋みなと
…17位 大村奈央

『Oakley ASP World Junior』公式サイト

Boys Final Day Highlights - 2012 Oakley World Pro Junior


photo: ASP Covered Images

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