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デーン・レイノルズがサンセットで大活躍!



現地時間12月1日、2日間のインターバルを置いて公式10-12ftレンジの北北西ウネリが入ったサンセットビーチで『Vans Triple Crown of Surfing』のセカンドイベント、『Vans World Cup of Surfing』が再開。

Round of 64の全てのヒートが終了し、残り32人に絞られてきました。

このラウンドからはトップ32を含むトップシードの選手が登場し、全てのヒートが見逃せない展開に!
サンセット独特のインサイドボウルのバレルを手に入れた選手も多く、ハイスコアが続出。
特に最終ヒートのデーン・レイノルズ(USA・写真上)が披露したライディングは彼らしい個性的なラインで、9.37を含むトータル18.37をメイク。今イベントのハイエストシングルスコア、ハイエストヒートスコアを同時に叩き出し、強い印象を与えていました。
「ハッキリ言って、ヒート前はあまり自信が無かったんだ。サンセットの波はあまり知らないし、今日乗ったサーフボードも初めてだった。でも、知り過ぎない方が良いこともあるんだね」とヒートを振り返ったデーン。

対戦相手のジュリアン・ウィルソン(AUS)、ハンク・ガスケル(HAW)などが手こずる中、ピークから少し離れた位置で形良い波だけをセレクトしていたデーン。
「ピークにいたハンクやジュリアンとは10メートル前後離れてインサイドで待っていたんだ。どんなラインナップでもインサイドで待つことが多い。その方が波が入るのが見やすくて好きなんだよ。彼らの位置からは乗れなかった小さいけど良い波を手に入れることが出来て、良い感じでターンを刻めたのさ。8ポイント位だと思ったけど、9ポイント以上だったね」とコメント。


(ジョシュ・カー)

「オレにとってコンペティションとは何が結果に結び付くかを見極める機会さ。とてもナーバスになるけど、凄い熱い気持ちになって、良いプレッシャーにもなる。ちょっと自分がデカくなる感じかな。そこから違うライディングが生まれる場合もある。それがどうあろうとも、何かを学ぶんだ。今日はあまり大きな波を乗っていないけど、そんなことは全く気にしていない。大切なのは波の形だよ」とデーンは最後に話していました。

今シーズンは怪我を理由にコンペティションからは距離を置いて台風スウェルを求めて2回も来日。
日本を代表する某河口では世界中のサーファーを唸らせるような写真や映像を残して注目を集めていましたが、ワールドランキング47位という成績を考えると来年のワールドツアーでデーンの姿を見ることは無いと思います。

今回のサンセット。そして、恐らく出場するだろう次の『Billabong Pipe Masters』を貴重なチャンスだと考え、デーンの独創的なサーフィンを目に焼き付けておきましょう。

その他にRound of 64をラウンドアップした主な選手はジョーディ・スミス(ZAF)、ジョシュ・カー(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、タジ・バロウ(AUS)、クリス・デヴィッドソン(AUS)など。
サニー・ガルシア(写真下)、ジェイミー・オブライエン、イアン・ウォルシュ、ジョン・ジョン・フローレンスなどの強豪ハワイアンも順調に勝ち上がっています。



ネクストコールは現地時間12月2日の朝8時。日本時間の早朝からお昼頃にかけてライブ中継が行なわれます。
残り1日でイベントはフィニッシュする可能性が高いので、お見逃し無く!

『Vans Triple Crown of Surfing』公式サイト

Day 3 Highlights



photo: ASP Covered Images

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