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「ケリーの引退話とハーレーライダーたちの行方」- F+(エフプラス)

Text by つのだゆき、Photo by snowy
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このコロナビールまで売れないというアホな非常時に、ちょっと用事があってハワイに行ってきた。5泊7日、時差ボケして、治った翌日また飛行機で日本に帰って時差ボケ食らうシリーズ。
まぁ、コロナ騒ぎで空港ガラガラ、飛行機ガラガラ、中国語のアナウンスナシ、静か静か。ユナイテッド便だといつもホノルル便は英語、日本語、中国語と3回アナウンスがいちいちあるので、映画とか見てるとうざいことこの上ない。
行きは4人掛けにひとり、帰りは3人掛けにひとり、もうサイコー。
帰りは昼のフライトなので、ずっと映画見てて、見たいものなくなったのでテレビ番組あさってみたら、HBOケリー・スレーターの24/7 やってたので、見ておきました。現役は電池切れになるまでやるようだよ(笑)。
まぁ、これは様々な人の24/7つまり24時間を1週間追う、的なシリーズ物の番組だけど、ハレイワの試合メインで追ってたね。もちろんインタビュー中たくさん引退に関しての話題も出たけど、電池切れまで走る、と繰り返し言ってました。パイプで優勝したらやめてたけど…みたいな。まぁ、どこかで優勝したら、その時なんだろうね。あの負けず嫌いに「負けて終わる」はない、とはずっと思ってたけどね(笑)。

すでにシーズンも終わり近いハワイは、風の時期で波はちっともよくなかったけど、やはりいろんな人が暇なんで、いろんな話を聞いた。
まぁ、今のホットアイテムはハーレーだわよね。ライダーたちの行方。
ジョンジョンがハーレーを去った話は書いたけど、より深いインサイダーからのより詳細な話としては、結局何ももらわずにクビ的なことのようよ。まぁ、契約期間中で残りのギャラをどうするかの話をしてたわけだけど、新オーナー側の弁護士が契約書を隅から隅まで読んで、1年間に一定期間以上ライダーとしての仕事ができなかったときにはこの契約を破棄できる、みたいな一項が入っていて、昨年のケガによるツアー不在がそれにあたるとして、一方的に破棄になったって話だ。
逆にカリッサは昨年中に切っちゃったけど、今年になってワールドチャンピオンだし、オリンピック選手だし、ってのが上層部に届いて、え、そうなの? じゃ、復活と相成ったらしい。まぁ、ハーレー買った会社はサーフマーケットとは遠い普通の企業なので、知らないのも無理はないけど、カリッサじゃ洋服売れないって、普通といえば普通の反応?

ジョンジョンには噂のパタゴニアのほかに何社かディールがあるらしいけど、どれも年間5千万レベルと、ハーレーとの契約には程遠い金額らしい。それ以上出すところなし。ま、それはうなずけるし、現状のマーケット規模から見た正しいプロサーファーの価値(バブルではない)って、ジョンジョンでもそんなもんだろうな、と思う。やっぱいくら世界でも「億」が出る規模ではないんじゃないかな、と私は思うけど。

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