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ワールドツアー第8戦『Quiksilver Pro』ファイナル速報レポート!


現地時間9月24日、ASPワールドツアー第8戦『Quiksilver Pro』はファイナルデイを迎え、全スケジュールが終了!
この日のフランス・ホセゴーのコンディションは3-4ftレンジとサイズは十分あったものの、風の影響が入ったバンピー気味。ライトは掘れるセクションがありましたが、数は少なく、厚めながら距離が稼げるレフト中心のコンディションでした。

R4では今イベント絶好調の二人、デーン・レイノルズ(USA)とタジ・バロウ(AUS)が対決。ケリーのフランスでの9X確定を阻止するためにタジは負けられない戦いでしたが、デーンのフリーサーフィンのようなエアーを取り入れたライディングがハイポイントに繋がり、最後は大差でタジは姿を消すことに...。

あのライディングが持続すればファイナル進出も夢ではないと感じられたデーンでしたが、QFでの”エース”ことエイドリアン・バッカン(AUS)との勝負では、R4の時に入っていた掘れるライトの波がほとんど入らなくなり、リズムが全く合いません。逆にエースはフロントサイドになるレフトをスピーディーなターンで上手く料理し、良いリズムのままSFへ。
SFでも好調さは変わらず、ダミアン・ホブグッド(USA)をコンビネーションスコアに追い込んでファイナルの切符を手にしました。

一方、タジが敗退してフランス戦での9Xが一歩一歩近づいてきたケリーも、R3までの煮え切らない戦い方がR4からのヒートを引き立たせるための作戦だったと思わせるような変貌ぶりで、テイラー・ノックス(USA)、ミック・キャンベル(AUS)を楽々と倒し、SFへ。しかし、ファイナルに近づくに連れて波は悪くなる一方。SFではヤングブラジリアンのエイドリアーノ ・デ・ スーザを相手に苦戦。
ファイナルまでは辿り着きましたが、エースに僅差で破れ、9X獲得の条件である優勝は逃してしまいました。

ケリーが9度目の世界タイトルを獲得するためには、次回スペインのムンダカにて奇しくも9位以上の成績を残すのみ。ケリーはワイルドカード達との対戦では意外なほど相性が悪い点も気になるところですが、果たしてケリーはムンダカの波を味方にできるのか!?

なおASPワールドツアー初優勝を上げたエースのインタビューなどは、追ってBCニュースなどでお伝えします!

第8戦『Quiksilver Pro』結果
1位 エイドリアン・バッカン(AUS)
2位 ケリー・スレーター(USA)
3位 エイドリアーノ ・デ・ スーザ(BRA)、ダミアン・ホブグッド(USA)
5位 ボビー・マルティネス(USA)、ミック・キャンベル(AUS)、デーン・レイノルズ(USA)、ミシェル・ボウレズ(PYF)

http://www.quiksilverlive.com/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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