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『Vans US Open of Surfing』3日目 大原洋人がR4進出!



カリフォルニアのビーチの象徴とも言える長い桟橋、ピアが延びるハンティントンビーチで開催中の『Vans US Open of Surfing』のメインラウンド3日目。
現地時間7月27日にQS10,000のR2のH19からH24、ウィメンズCT第6戦のR3の4ヒート、QS10,000のR3の2ヒートが行われました。

前日と同じような公式2-4ftレンジの風の影響が入ったトリッキーなコンディション。
注目の大原洋人はR3のH2でミッチ・コルボーン(AUS)、ヘイター・アルヴェス(BRA)などと対戦。一本目からピアに向かって割れるレフトの波でパワフルなバックサイドのターンを重ね、6.33。
スコアが出たこのレフトに狙いを定め、4.93のバックアップでトータル11.26。ミッチを従えて1位通過でR4進出を決めました!
ディフェンディングチャンピオンの自信からか、波数が少なく、厳しい状況でも集中して良い形で次に繋げた大原洋人。
2ラウンド続けて1位通過。ハンティントンビーチの波は彼のライディングにマッチしています。



もう1ヒート行われたR3では、キアヌ・アシング(HAW・写真上)とオーストラリアのジュニアチャンピオン、イーサン・ユーイング(AUS)が勝ち上がった一方、ジョシュ・カー(AUS)、パトリック・グダスカス(USA)が敗退。
R4では大原洋人とイーサンが同ヒートになることが決定しています。

イーサンを抑えてトップ通過を果たしたキアヌは、「アウトでは自分のベストを尽くし、出来る限りの技を出すことに集中したよ。オアフのサウスショアで沢山のコンテストをこなして育ったことが、こんな感じの波でのバックハンドの強さに繋がっているんだ。今後も同じゲームプランでリズムを維持したい。リザルトを見るとまだ沢山のCTサーファーが残っているよね。シーズン後半に向けてポイントを稼ぎたい。全てのイベントでジャージを着る度にとても重要と考えているよ」と話していました。

R3の残りヒートには、コロヘ・アンディーノ(USA)、セバスチャン・ズィーツ(HAW)、スチュアート・ケネディー(AUS)、ジョーディ・スミス(ZAF)、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、コナー・コフィン(USA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、フィリッペ・トレド(BRA)、ジャック・フリーストーン(AUS)、ブレット・シンプソン(USA)など。
五十嵐カノアはH8でコナー、ジョーディ、QSランキング3位のジョアン・ドゥルー(FRA)と対戦します。

なお、喜納海人はR2で姿を消しています。



(喜納海人)


(フィリッペ・トレド)



ウィメンズCT第6戦はR3が終了。1位通過でQF進出を決めたのはレイキー・ピーターソン(USA)、コートニー・コンローグ(USA)、タイラー・ライト(AUS・写真上)、ステファニー・ギルモア(AUS)の4名。
カリッサ・ムーア(HAW)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)などはR4の敗者復活戦行きを強いられています。

「約一ヶ月前にここに来て具体的な形でトレーニングをしたの。私はこの手の波が苦手で、いつもサーフィンしている波と違うタイプだからね。ホームでこんな感じの波は無いのよ。トレーニングはハードだったけど、楽しかったわ。こんなに入念に準備をしたイベントは初めてだと思う。その成果の違いが驚くほど出ているわ」

すでに終了した5戦中、すでに3勝を上げているタイラー。
カレントリーダーのコートニーとの差はフィジー戦で落とした13位。ポイント差は僅かです。

なお、会場ではサーフィンの他にスケートボード、BMXのコンテストも行われており、盛り上がっているようです。



ネクストコールは現地時間7月28日の朝7時30分(日本時間同日夜11時30分)
ウィメンズCT第6戦のR4の4ヒート、QS10,000のR3のH3からH12、ジュニアのQFが進行する予定。
ジュニアには森友二、小林桂が残っています。

『Vans US Open of Surfing』公式サイト

WSL公式サイト



photo: WSL Covered Images

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