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オーウェン・ライトがシーズン後半も欠場を発表



昨年の最終戦のパイプライン、フリーサーフィン中にワイプアウトで頭をリーフにヒットして脳出血という診断を受け、シーズン前半を欠場していたオーウェン・ライト(AUS)が後半も欠場を発表。

一時は海に足を入れるのでさえ恐怖を感じ、コンテストの復帰は不可能かもと言われていたオーウェン。
現在は家族を中心としたサポートの元、ロングボードでのリハビリからショートボードに乗り換えて順調に回復に向かっているそうです。

「海から離れているのは、とても苦しいよ。でも、もう一度コンテストジャージを着るためには、この大きな問題を解決するだけの治療の時間が必要だし、リハビリの量も増やしていかなければいけないんだ。毎日、回復に向かっていることを実感している。これまでサポートしてくれた皆に感謝しているよ。ツアーにいる仲間や家族と会えないのは寂しいけど、またあの場所に戻ることを楽しみにしている。本当にサポートには感謝しているよ」



昨年のフィジー戦ではR5とファイナル、2つのパーフェクト20をメイクして完全優勝を成し遂げ、タイトル争いにも絡んでいたオーウェン。
ハワイでの悪夢は彼をそのタイトルから遠ざけ、更に選手生命までも奪おうとしていました。

WSLのコミッショナー、キーレン・ペローは、「オーウェンはサーフィン界の中でも偉大なアスリートであり、WSLは彼が100%回復するために時間を与え、フルサポートする。今年、彼はツアーに出場出来なくて辛い思いをしているだろう。でも、彼の気持ちを理解し、健康になって再び私達とラインナップに並ぶことを楽しみにしているよ」とオーウェンに対してのコメントを残しています。



なお、同じ最終戦のパイプライン、ヒート中にワイプアウトした際に骨盤2カ所を骨折して病院送りになり、車いすの生活を送っていたビード・ダービッジ(AUS)もリハビリの成果が表れて順調に回復傾向。
フィジー戦ではボードキャリーを務め、サーフィンの方もショートボードに乗れるまで復帰しています。

自身のInstagramでは、「まだ100%にはとても及ばないけど、毎日回復している気分は最高さ。早く怪我の前に乗った写真のようなバレルに入りたいね」とポストしています。

WSL公式サイト

photo: WSL Covered Images

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