(今週の波)

●台湾:台東
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:20〜28℃
水温:24〜25℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜スプリング
(季節風が強い時はロンスプ)

波:【週の中盤〜週末】
週の中盤は日本の南海上を移動した台風20号からの遠い東よりのウネリに反応。
28(木)は東河河口、金樽漁港共にムネ〜カタまでサイズアップ。北東風の影響が気になりながらも遊べるコンディションでした。
ウネリのピークが過ぎた29(金)も北東風が吹き続き、東河河口は厳しかった一方、金樽漁港はアクション入れながらライド可能な波もあり。
週末30(土)〜31(日)はサイズダウンが進み、東河河口、金樽漁港共にコシ〜ハラ。
朝の内だけ弱い北風で影響がなく、クリーンなフェイス。金樽漁港の正面はライト、レフト共に形良く、ロングやミッドレングスならインサイドまで乗れる波もあり、遊べるコンディション。
日中は北東風が強まり、厳しくなっていました。

【週明け】
週明けは冬型の気圧配置に伴い11/1(月)〜2(火)にかけて北東の季節風が強く、後半は東河河口、金樽漁港共にムネ前後までサイズアップしたものの、厳しいコンディション。
風がおさまった3(水)はサイズ維持のまま回復して金樽漁港の正面がベスト。
ライトは厚めのロングやミッドレングス向けで、レフトは速めのショート向けの波でした。

〜トピックス〜
パンデミック直前の2019年12月にロングボードツアー最終戦『Taiwan Open World Longboard Champs』とジュニアを最後にストップされていた台湾・台東の金樽漁港を舞台にしたWSLイベントが2年ぶりに復活!
特別イベント『Taiwan Open of Surfing』として11月24日〜28日に開催されます。



(会場の金樽漁港)
PHOTO:© WSL/Dunbar

www.taiwanopenofsurfing.org.


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月5日時点での予想)
▼台湾:週末は前線が台湾の北海上を移動する影響などで南よりの風が入りやすくなる見込み。
風の影響は少なそうですが、サイズダウンが予想されます。

※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は11月12日金曜日を予定しています。