●オーストラリア:NSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:19〜25℃
水温:23℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【週の中盤〜週末】
週明けに強まった南よりの風が24(水)はおさまり、コンディションも回復。2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)の南東よりのウネリでマンリーなどを中心に楽しめていました。
25(木)は2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)の新しい北東ウネリが入り、朝は北西風。風をかわす場所を中心にライド可能でしたが、日中は南東風に変わってしまい影響がネックに...。
26(金)は早くもウネリのピークが過ぎてしまい、南〜南西風。マンリーなどの風をかわしてウネリを拾いやすい場所は1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)でロングやミッドレングスを中心に楽しめていました。
週末は27(土)は1-2ftレンジの東北東ウネリが続いたものの、朝から東よりの風が吹き込み、物足りないコンディション。
風が南よりに変わった28(日)はサイズダウン。マンリーなどの風をかわす場所でロングでのサーフィンがベター。
この日はビギナーやキッズの姿が目立っていました。

【週明け】
週明け3/1(月)はサイズダウン、フラットから1ft(ヒザ〜モモ)の弱い東ウネリで日中は北東風も強く、ビーチは閑散としていました。
2(火)は南よりの風に変わり、特に風が強かったボンダイなどでサイズアップした一方、マンリーなどの風をかわす場所は穏やかなコンディションが続いていました。

〜トピックス〜
コロナ禍で唯一スタートしている全4戦から構成されるQSのオーストラリアレッグ『2021 Vissla NSW Pro Surf Series』
2月21日〜23日はバーウビビーチでQS1,000『Port Stephens Pro』が開催され、 ジャクソン・ベイカー& コビー・エンライトが優勝。
2月26日〜28日はマルーブラでQS1,000『Mad Mex Maroubra Pro』が開催され、ダークホースのディラン・モファット、インディア・ロビンソンが優勝。
詳細はコンテストリポートにて。
なお、3月2日〜7日はセントラルコーストのアヴォカビーチで最終戦QS3,000『Vissla Central Coast Pro』&ウィメンズQS3,000『Sisstrevolution Central Coast Pro』が開催されます。

WSL公式サイト


『Mad Mex Maroubra Pro』最終日。
この写真を見ればコロナのおさまり方が分かるでしょう
PHOTO:© WSL/Smith


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(3月2日時点での予想)
▼オーストラリア(NSW):週の中盤には南よりの風がおさまり、サイズダウン。
5(金)〜6(土)に再び南よりの風が強まり、サイズアップすることが予想されています。
7(日)は風がおさまり、コンディションも回復傾向となりそう。

※このNSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は3月9日火曜日を予定しています。