●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:25℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【ノースショア】
週明けに入った10ftクラスの新しい北西ウネリが5(火)も続き、程良いトレードウィンドで整ったグッドコンディション。
特にパイプライン周辺が良く、メインステージになっていました。
6(水)は朝の内北北西ウネリにシフトして落ち着き、サンセットビーチがベスト。
6-8ftレンジ(ヘッドオーバー〜ダブル)の新しい北西ウネリが入った午後からはパイプラインが良くなり、五十嵐カノアの姿も。
早くも10ftオーバーの次の北北西ウネリが入った7(木)はパイプラインがセカンドリーフから割れるナーリーなコンディション。ウネリの向きもノース過ぎて難しく、ハレイワにサーファーが集まっていました。
8(金)〜9(土)にかけて北北西ウネリが落ち着く傾向となり、早い時間帯は風も弱く、ロッキー、バックドア・OTWがグッドコンディション。
10ftオーバーの新しい北ウネリが入った10(日)はラニアケア、ハレイワ、夕方のサンセットビーチが良かった一方、パイプライン周辺はウネリの向きが悪く、厳しい状況。
北西ウネリにシフトしながら落ち着いた11(月)は広い範囲で楽しめていました。

【タウン周辺】
ノースショアとは対照的にこの時期らしい穏やかなコンディションが続いたタウン周辺。
トレードウィンドがおさまった5(火)は東ウネリをベースに2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)のサイズがあったダイヤモンドヘッド周辺がベスト。
6(水)〜7(木)にかけてはトレードウィンドが戻り、ダイヤモンドヘッド周辺はバンピーで今ひとつだった一方、風をかわしていたクイーンズ以西はロングやSUPがベターなスモールコンディションが続いていました。
8(金)はトレードウィンドがおさまり、東ウネリが続いたダイヤモンドヘッド周辺が2-3ftレンジのFun Waveに恵まれていました。
週末9(土)〜10(日)は風が弱く、新しい南東ウネリにも反応。
ダイヤモンドヘッド周辺を中心にまずまずのコンディション。
週明け11(月)はトレードウィンドが戻り、風をかわすクイーンズ以西はこの時期らしい穏やかな波でした。

〜トピックス〜
パイプラインでCT開幕戦は無事終了したものの、次のサンセットを前にWSLがイベント中心を発表。
これは未だ収束しない新型コロナウイルスのパンデミックによりハワイから声明が出されたことに従った形。
その他、マウイ島・JAWSでのBWTイベントも中止、2月2日〜12日にカリフォルニアのサンタクルーズで予定されていたCT第3戦『Santa Cruz Pro』の延期も発表されています。

WSL公式サイト


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(1月12日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):ノースショアでは断続的に北西よりのウネリが入り、特に週末は20ftクラスのウネリが入ることが予想されています。
風は週の中盤に一時的に北よりの風が強まる他は基本的に弱く、グッドコンディションの日が多くなりそう。
タウン周辺では週の中盤に南よりのウネリが入るものの、週末にはピークを過ぎる予想。
この時期らしい穏やかなコンディションが予想されます。

※このオアフ島波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は1月19日火曜日を予定しています。