(今週の波・12月14日のサンセットビーチ)

●ハワイ:オアフ島
天気:晴・曇(通り雨も)
平均気温:25℃
平均水温:25℃
ウエットスーツ:タッパー〜スプリング

波:【ノースショア】
8(火)は週末に入った北北西ウネリがピークを過ぎたものの、程良いトレードウィンドで整ったグッドコンディション。
8-10ftレンジのパイプラインでは『Billabong Pipe Master』のトライアルが行われ、サンセットビーチでは大セッションでした。
9(水)はサイズダウン傾向、風向きも不安定ながら『Billabong Pipe Master』の本戦が始まり、バックドア勝負。サンセットビーチでもまずまずのコンディション。
10(木)〜11(金)にかけてはサイズダウンが進み、コンテストもオフ。ハイシーズンの束の間の休息。ハワイに集結したCT選手ものんびりと過ごしていたようです。
週末12(土)はサイズダウンに加えてトレードウィンドが戻り、ほぼフラットになった場所が多く、ラニアケアなどでかろうじて出来た程度。
風がおさまった13(日)は10ftクラスの北西ウネリに反応。パイプラインをメインに多くのサーファーが集まっていました。
週明け14(月)も北西ウネリが続き、風も弱く、広い範囲でグッドコンディション!

【タウン周辺】
週明けに戻ったトレードウィンドが8(火)も持続。南南西ウネリも弱まり、風をかわすクイーンズ以西はロングやSUPがベターなスモールコンディションでした。
9(水)〜10(木)にかけては2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)の新しい南西〜南南西ウネリが入り、風も弱く、季節外れのグッドコンディション。
ウネリのピークが過ぎた11(金)はトレードウィンドも戻り、風をかわすクイーンズ以西がベスト。
週末12(土)はサイズダウン、トレードウィンドも強く、風をかわすクイーンズ以西はスモールコンディション。
13(日)〜週明け14(月)は風がおさまり、ダイヤモンドヘッド周辺は2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)のFun Waveに恵まれていました。

〜トピックス〜
満を持して開幕した2021年CTシーズンですが、ウィメンズの『Maui Pro』はファイナルデイの予定だった朝にローカルサーファーがシャークアタックに遭遇して会場の移動を余儀なくされ、メンズの『Billabong Pipe Master』はWSLのCEOエリック・ローガンを含むスタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性となり、一時中断に...。
ある筋によるとコンテストはウェイティングピリオド後半に再開されるそうですが、真相はいかに!?
なお、12月12日にジョン・シモオカの追悼パドルアウトがビッグライツで行われていました。

WSL公式サイト


(ジョシュア・モニーツ)
PHOTO:© WSL/Tony


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月15日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):ノースショアでは週の中盤と週末に新しい北西ウネリが入ることが予想されています。
週の中盤にはトレードウィンドが戻り、週末にかけて持続する見込み。
タウン周辺では週末にこの時期にしては大きめの南〜南西ウネリが入る予想。
トレードウィンドが強まる見込みなので、風をかわすクイーンズ以西中心のサーフィンになりそう。

※このオアフ島波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月22日火曜日を予定しています。