●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:13〜27℃
平均水温:21℃
ウエットスーツ:シーガル

波:【週の中盤〜週末】
週明けに入った東よりのウネリが15(木)も続き、デュランバーはハードだった一方、スナッパーロックス、カランビンなどのポイントブレイクは3-5ftレンジ(カタ〜頭)のグッドコンディション。
ウネリのピークが過ぎた16(金)は朝の内だけ風が弱く、デュランバーでも左側を中心にライド可能まで回復。日中は北よりの風が強まり、影響がネックになっていました。
週末は17(土)の朝がベスト。2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)の東南東ウネリで風も弱く、広い範囲で出来ていましたが、日中は北よりの風が強く、厳しいコンディション。
18(日)は朝から北よりの風がドン吹き状態。サイズアップ傾向ながらジャンクコンディションが続いていました。

【週明け】
週明け19(月)の朝は風がおさまり、コンディションも回復。
東南東ウネリが続いた1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のデュランバーなどがベスト。
地形が決まっているブロードビーチも良く、特にレフトは形良いマシンブレイク。おまけにほぼ貸し切りでした。
20(火)〜21(水)にかけてもこのウネリは続き、南よりの風が持続。
デュランバーは1サイズ大きめのセットも入り賑わっていた一方、スナッパーロックスなどのポイントブレイクはウネリが入りにくく、ロングやミッドレングスが活躍していました。
北部のスピットもこの日は良く、特にレフトはリッパブルな波質でした。

〜トピックス〜
ラニーニャ現象の影響で断続的にグッドコンディションが続いている今年の10月。
通常だとこの時期は北東のオンショアの影響で地形が悪くなることが多いのですが、今年は地形も良く、更に例年だとヨーロッパレッグで留守にするCT選手がコロナ禍でホームにいるため、波が決まると凄まじいセッションになります。
その模様をWSLが特集、動画も更新されています。


(ジョエル・パーキンソン)
PHOTO:© WSL/Simon Williams

Watch Championship Tour Stars Score An Octoberfest Of Pumping Waves On The Goldie

・新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにNSW州とQLD州の州境を超える場合に14日間の自己隔離が必要でしたが、11月1日からそれが不要になる予定。
但し、NSW州で28日間、感染経路が不明の感染がない場合。
入州の際には証明書なども必要になるそうです。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(10月23日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は雨が降りやすく、北風が強まる見込み。
サイズアップすることが予想されているものの、コンディション的には期待出来ません。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は10月30日金曜日を予定しています。