●サウスカリフォルニア
天気:晴・曇
平均気温:20℃
平均水温:18〜19℃
ウエットスーツ:シーガル

波:先週の中盤に入ったハリケーン「Marie」からの南南西ウネリはピークを過ぎたものの、6(火)は風が弱く、3-5ftレンジ(カタ〜頭)のグッドコンディション。
トラッセルズなどはエキスパートのセッションになっていました。
サイズダウンが進んだ7(水)は1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)でロングやミッドレングスがベター。この日までは風が弱く、カリフォルニアらしい晴天にも恵まれていました。
8(木)は雲が広がり、早い時間帯から南西風が強まり、1ft前後(ヒザ〜コシ)の厳しいコンディション。
1-2ftレンジの新しい南西ウネリが入った9(金)もこの風は吹き続き、影響がネックに...。

週末10(土)〜11(日)は1-2ftレンジの南〜南西ウネリが続き、お昼頃までは風も弱く、ロングやミッドレングスを中心にライド可能。
カリフォルニアらしい晴天の下、多くのサーファーが集まっていました。
Columbus Day(コロンブス記念日)で休日となった12(月)は南南西ウネリの反応が少し良くなり、2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)のFun Wave。
引き続き多くのサーファーで賑わっていました。

〜トピックス〜
カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏がトラッセルズを永遠に救うという法案に署名。
約20年前からサウスカリフォルニアのサーファーの間で言われ続けていた「トラッセルズを救え」という言葉。
特にサーフライダーファウンデーションはサンオノフレ州立ビーチ、トラッセルズを開発プロジェクトから守るために戦ってきましたが、今回の法案はサンオノフレ州立ビーチを侵食する可能性があるような道路インフレの禁止をするもの。
過去にサンオノフレ州立ビーチを横断する6車線の有料道路の計画も発表された時は法廷でも争われましたが、今回の法案により、遂にサウスカリフォルニアのサーファー達の長い戦いが終わったようです。

米トラッセルズ、道路開発から守る15年間の戦いに勝利宣言


(トラッセルズ)
Photo: WSL / Sean Rowland


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(10月13日時点での予想)
▼サウスカリフォルニア:週の中盤〜週末にかけて南〜南南西ウネリが続くことが予想されています。
朝の内は風が弱く、日中は南西風が強まる日が多くなる見込み。

※このサウスカリフォルニア波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は10月20日火曜日を予定しています。