(今週の波)

●台湾:台東
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:25〜34℃
水温:26〜28℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜タッパー

波:【週の中盤〜週末】
先週は台風8号のウネリによりグッドコンディションに恵まれた台東。
今週は台風8号と同じようなコースを辿った9号のウネリが入っていました。

27(木)〜28(金)にかけてはサイズダウンが進み、東河河口、金樽漁港共にコシ前後。風は弱く、金樽漁港の潮が引いていた朝のみロングやSUPでかろうじて出来ただけで、潮が上げるとほぼ割れなくなっていました。
週末はフィリピンの東に発生した台風9号からのウネリが強まる傾向。
29(土)は東河河口、金樽漁港共にハラ前後。弱い北東風で影響はなく、東河河口の北側はショートボードでもアクション入れながらライド可能。
1サイズアップした30(日)も東河河口が良く、ライト・レフト共に形良く、コンスタントにアクションが入るグッドコンディションに恵まれていました。

【週明け】
週明けは台湾の東海上から南西諸島付近へ移動した台風9号のウネリがピークを迎え、大きな変化が出ていました。

31(月)は東河河口、金樽漁港共にオーバーヘッドからセットは頭半以上。金樽漁港は北よりの風が強く、カレントも強かったものの、たまにショルダー残る波もあり、上級者ならインサイドまでライド可能。
9/1(火)も頭半のセットが入り、東河河口はライト・レフト共にショートボード向けのパワフルな速いブレイク。金樽漁港は正面のライトが良く、オープンフェイスの形良いブレイクでロングでも上級者なら楽しめるコンディションでした。
2(水)は1サイズダウン、弱い北東風で影響はなく、東河河口、金樽漁港共に形良いブレイクで十分ライド可能。

〜トピックス〜
新型コロナウイルスの感染者が9月3日現在で累計489人の台湾。
日本に比べると大幅に少なく、国内ではニューノーマルな生活が強いられながらも日常を取り戻しています。
日本からはビジネス目的のみながら、8月3日にはANAが羽田〜台北の運行を再開。
但し、両国共に到着後14日間の待機が命じられます。

日本台湾交流協会

外務省 海外安全ホームページ 台湾


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(9月4日時点での予想)
▼台湾:台風10号も先の8・9号と同じようなコースを辿る予想ですが、勢力は二つの台風よりも強まるため、クローズアウトする可能性があります。
今のところウネリのピークは週末となり、北〜北東風も強まる見込み。

※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は9月11日金曜日を予定しています。