●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(前半は雨)
気温:10〜23℃
平均水温:18〜20℃
ウエットスーツ:フルスーツ

波:【週の中盤〜週末】
週明けに入った南南東ウネリが23(木)も続き、南〜南西風。2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)のストラディーがベストで、バレルあり、アクションありのグッドコンディション。
この日はクーランガッタ方面も広い範囲で楽しめていました。
24(金)も南南東が続き、デュランバーを中心にライド可能。
週末25(土)は低気圧からの東〜東北東ウネリが入り、デュランバーはハードコンディション。
ポイントブレイクも朝は風が不安定で今ひとつだったものの、日中は南〜南西風で3-5ftレンジ(カタ〜頭)のスナッパーロックスやバーレーヘッズを中心にライド可能。
エキスパートなら十分楽しめるコンディションでした。
26(日)は低気圧の接近に伴い東〜北東風が強く、ウネリも更に強まり、ジャンクコンディションになっていました。
そんな中、デュランバーではジュニアイベント『Woolworths Queensland Junior』が開催されていました。

【週明け】
週明け27(月)は落ち着いたものの、北西風が強く、影響がネックに...。
北西風が弱まった28(火)もポイントブレイクは影響が気になり、デュランバーやストラディーなどがベター。
29(水)は南〜南西風に変わり、2-4ftレンジのスナッパーロックスを中心にサーファーが集まっていました。
なお、最近はストラディーとスナッパーロックスの地形が良く、ミック・ファニングなどのプロの姿も目立っています。

〜トピックス〜

(ストラディー) PHOTO:© WSL/Shield

今シーズンのCTはキャンセルになりましたが、次シーズンが始まる前に国を跨がない形のエキシビションイベント「WSLカウントダウン」が各国で開催。
オーストラリアは『Australian Grand Slam of Surfing』と題してストラディーとマーガレットリバーのシリーズ戦が9月〜10月の2ヶ月の間、ベストコンディションの各2日間を利用して開催されます。
選手はオーストラリアのサーファー24名。
(メンズ12名、ウィメンズ12名)
ストラディーのイベント『Boost Mobile Pro Gold Coast』はミック・ファニングジョエル・パーキンソン、ディーン・モリソンの元祖クーリーキッズやビード・ダービッジなどがスペシャルヒートに参加予定。
詳細は以下で。
なお、9月からは国内サーキット『Australian Open of Surfing Tour』がサンシャインコーストを皮切りに開催される予定。

ミック、パーコ、ディンゴのクーリーキッズも参加!『Australian Grand Slam of Surfing』とは?

・新型コロナウイルスの感染拡大が一時はおさまり、規制緩和が行われていましたが、ビクトリア州、NSW州などで再び感染が拡大しています。
この影響でビクトリア州のメルボルンではロックダウンが継続。
NSW州とQLD州の境界がクローズされる可能性もありそうです。

在オーストラリア日本国大使館

外務省 海外安全ホームページ


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(7月31日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は東よりのウネリが強まることが予想されています。
南〜南東風でコンディション的にも期待出来そう。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は8月7日金曜日を予定しています。