●オーストラリア:NSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:19〜36℃
水温:22℃
ウエットスーツ:スプリング〜シーガル

波:【週の中盤〜週末】
週明けから続くスモールコンディションに26(水)も変化はなく、弱い北東ウネリが続いた程度。
北西風で影響は少なく、ロングやビギナー向けのメローな一日でした。
27(木)は新しい南ウネリが入り、ボンダイなどの敏感な場所は3-5ftレンジ(カタ〜頭)までサイズアップ。
前半は強い南よりの風の影響がネックになったものの、後半は北東風に変わり、コンディションは回復していました。
南ウネリのピークが過ぎた28(金)は一日を通して南よりの風。風をかわす場所はウネリが入りにくく、スモールだった一方、 ボンダイなどのウネリを拾いやすい場所でも1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)までサイズダウン。サーファーよりも海水浴客の姿が目立っていました。
週末29(土)は南ウネリの残りで1-2ftレンジ、東よりの風の影響が微妙に入った物足りないコンディション。
3/1(日)も大きなサイズ変化はなく、朝から北東風が強く、ボンダイなどの風をかわす場所にサーファーが集まっていました。

【週明け】
週明け2(月)もスモールコンディション。
風が弱い西〜北西だった早い時間帯にロングやミッドレングスでのサーフィンがベター。
30度以上まで気温が上がり、サーファーよりも海水浴客の姿が目立っていました。
午後は南風が強まり、3(火)にかけて持続。ボンダイなどの風の影響を受けやすい場所は風波が強まったものの、厳しいコンディション。
マンリーなどの風をかわす場所はスモールが続いていました。

〜トピックス〜
2月25日〜3月1日にアヴォカビーチでQS3,000『Vissla Central Coast Pro』、ウィメンズ『Sisstrevolution Central Coast Pro』が開催され、マット・バンティングとサラ・バームが優勝。
日本人選手では松田詩野の5位が最高位でした。
3月2日〜8日はニューキャッスルでQS5,000『Surfest Newcastle Pro』が開催。
ジュリアン・ウィルソンなどのCT選手や、日本人選手では稲葉玲王、大原洋人、村上舜、脇田紗良、前田マヒナなどが参加予定です。

WSL公式サイト


(マット・バンティング)
PHOTO:© WSL/Smith


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(3月3日時点での予想)
▼オーストラリア(NSW):週の中盤は北東風、週末は南よりの風が強まる見込み。
風波でサイズアップする可能性がありますが、コンディション的には期待出来ません。
風をかわす場所でのサーフィンが無難でしょう。

※このNSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は3月10日火曜日を予定しています。