●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:20〜30℃
平均水温:22〜23℃
ウエットスーツ:タッパ〜トランクス

波:【週の中盤〜週末】
年末に入った東ウネリが2(木)も続き、3-5ftレンジ(カタ〜頭)の十分なサイズがあったものの、北東風が強く、厳しいコンディション。
3(金)は朝の内だけ風がおさまり、サイズもキープしてライド可能。
特にデュランバーが良く、2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)のリッパブルな波。但し、サーファーは多く、大混雑...。
4(土)〜5(日)はサイズダウンに加えて北風が強く、スモール&バンピーの厳しい状況が続いていました。

【週明け】
週明け6(月)は南〜南西風に変わり、コンディションも回復。
1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のデュランバーを中心に混雑が目立っていました。
7(火)はサイズダウンに加えて朝から北東風が吹き込み、影響がネックに...。
風がおさまった8(水)の朝はスモールコンディション。ポイントブレイクはロングでなんとか出来る程度で、ショートボードはデュランバーに集中。
日中は再び北東風が強まり、厳しい状況になっていました。

〜トピックス〜


Photo: NSW Rural Fire Service

・夏場で乾燥するこの時期、森林火災が起こることが多いオーストラリアですが、今シーズンは異常なまでに拡大。
現在、2019年のアマゾン熱帯雨林火災と比べて焼失面積は5倍との情報も入っており、5億匹ほどの動物が犠牲になっているとか...。
コアラに関しては絶滅の可能性も示唆されており、著名人によるチャリティー運動も盛んに行われています。
オーストラリア出身のハリウッド俳優、クリス・ヘムズワースは約1億円を寄付。
サーファーではミック・ファニング、レイキー・ピーターソンがマイボードをオークションに出して支援金にするそうです。

・以前にお伝えしたパームビーチの人工リーフ計画。
すでに完成したものの、サーファーのための地形にはならず、リーフによって魚影が濃くなったために釣り人の方が恩恵を受けているとか...。
朝一はかなりの数のボートが停泊、しかしサメの姿も多く、パームビーチでは4m級のサメが頻繁に目撃されているそうです。

・1月11日〜12日にバーレーヘッズで毎年恒例の『SINGLE FIN FESTIVAL PRESENTED BY BILLABONG』が開催。
23回目を迎える今年はコンテスト以外にも様々なイベントが行われ、利益を森林火災のために寄付するそうです。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(1月10日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は大きめの南東よりのウネリが入ることが予想されています。
同時に南東よりの風も強まる見込みですが、ポイントブレイクを中心にまずまずのコンディションが期待出来そう。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は1月17日金曜日を予定しています。