(今週の波)

●台湾:台東
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:18〜25℃
水温:25〜26℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜タッパー
(季節風が強い時はロンスプ)

波:【週の中盤〜週末】
台風28号がフィリピンの東海上をゆっくりと西進。
28(木)は東河河口、金樽漁港共に頭〜頭オーバーサイズ。北東風の影響が入りながらも上級者ならライド可能。
29(金)は更にサイズアップして朝は風も弱く、グッドコンディション。北東風が吹き込んだ日中も上級者ならインサイドまで繋げられる波もあり、金樽漁港では『WSL Junior Championships』がクライマックスを迎えていました。
週末30(土)は風がおさまり、東河河口、金樽漁港共に頭サイズのグッドコンディション。コンテストの中日となり、海は賑わっていました。
12/1(日)も風は弱く、台風28号のウネリで最大頭半。東河河口はチューブありの速めのブレイクで上級者オンリー。金樽漁港はオープンフェイスの波で『Taiwan Open World Longboard Champs』が開幕!

【週明け】
週明けは台風28号がフィリピンを通過して南シナ海へ移動。
2(月)は頭半サイズで朝は風が弱く、日中は北東風が強まる傾向。早めのサーフィンがベストで、『Taiwan Open World Longboard Champs』も午後はコンテストがオフに...。
3(火)は強い北東風がピークとなり、頭半サイズのでカレントも強烈に入ったジャンクコンディション。
少し風がおさまった4(水)も初中級者には厳しく、上級者でなんとか出来る程度。風をかわしていた金樽漁港の裏がベストでサーファーも集まっていました。

〜トピックス〜
金樽漁港で開催されていた18歳以下の世界一を決める『WSL Junior Championships』が29(金)に終了。
ウィメンズは都筑有夢路が日本人として初制覇。
メンズはルーカル・ヴィシェンテが優勝してブラジリアンが2連覇。
安室丈、脇田紗良が共に3位に入っています。
12/1(日)からロングボードの世界一を決める『Taiwan Open World Longboard Champs』が開催。
メンズ、ウィメンズ共にR2が終了。
井上鷹、田岡なつみ、吉川広夏がR3進出を決めています。

WSL公式サイト


井上鷹
PHOTO:© WSL/Hain


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月6日時点での予想)
▼台湾:週末も北東の季節風が強めに吹き続く見込み。
サイズは十分にありそうですが、コンディション的には期待出来ないでしょう。

※この台東波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月13日金曜日を予定しています。