●オーストラリア:NSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:18〜29℃
水温:19〜20℃
ウエットスーツ:スプリング〜シーガル

波:【週の中盤〜週末】
20(水)は朝から南よりの風が強く、風かわす場所は1ft(ヒザ〜モモ)のスモールコンディション。
ボンダイなどの風の影響を受けやすい場所はサイズアップ、風がおさまった日中は回復傾向となっていました。
21(木)は一転して北〜北東風に変わり、前日の風波が残ったボンダイなどが1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)でベター。
南風に変わった22(金)は2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)の北東ウネリが入り、シドニー以北の風をかわす場所はまずまずのコンディション。
オーストラリアデイの祝日となった23(土)も南よりの風が持続する中、北東ウネリは弱まってしまい、ロングやミッドレングスがベターなスモールコンディション。
ビギナーの姿も目立っていました。
24(日)は前半をピークに南よりの風が強まり、風をかわす場所はスモール、ボンダイなどの風の影響を受けやすい場所はサイズアップしたものの、波質は今ひとつでした。

【週明け】
週明け25(月)は北東ウネリにシフトしながらサイズダウン。
26(火)にかけて1ft前後(ヒザ〜コシ)のスモールに加えて北よりの風も強まり、サーファーよりも海水浴客の姿が目立っていました。

〜トピックス〜
オーストラリアデイの祝日となった23(土)、オーストラリア全土でパドルアウトが行われました。
講義の対象はグレートオーストラリア湾で2020年に石油探査を行う計画を発表したノルウェーの石油大手エクイノール。
もし、油が流出した場合、マーガレットリバーからポートマッコリーまでの広い範囲の沿岸に影響を及ぼすと試算されています。
こんなことが許されるはずはなく、オーストラリア中のサーファーが声を上げ続けています。
シドニー付近ではマンリーでパドルアウトが行われ、多くのサーファーが集まっていました。


Photo:© Ed Sloane


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月26日時点での予想)
▼オーストラリア(NSW):週末は前半に北東ウネリが強まるものの、後半にはサイズダウンすることが予想されています。
南よりの風、後半は北東風が強まる見込みなので、早めの行動が良さそう。

※このNSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月3日火曜日を予定しています。