(今週の波・スランガン)

●バリ
天気:曇・雨・晴
気温:26〜31℃
湿度:85〜95%
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)

波:【週の中盤〜週末】
アグン山の約50年ぶりの噴火によって慌ただしい日が続いているバリ島。
ビジターサーファーの姿も少ない一週間でした。
波の方は29(水)は前日に入った南南西ウネリが更に強まったものの、ジャワ島付近で発生したサイクロンの影響もあり、30(木)にかけて西よりの風が強め。
風をかわす東サイドがベストになり、4-6ftレンジ(ヘッドオーバー)のグッドコンディション。
12/1(金)はサイズダウン傾向ながら西よりの風がおさまり、東サイド・西サイド共にFun Waveに恵まれていました。
週末は2(土)の前半をピークに西〜南西ウネリが強まり、4-6ftレンジまでサイズアップ。東よりの風が吹き込んだため、西サイドがベスト。
3(日)はサイズダウン傾向ながら朝は風が弱く、東サイド・西サイド共にグッドコンディション!

 【週明け】
週明け4(月)〜5(火)はサイズダウンが進み、バリ島にしてはスモール。
朝は風が弱く、日中は南よりの風が吹き込み影響がネックになっていました。

〜トピックス〜
先週、約50年ぶりに噴火したバリ島のアグン山。
火山灰の影響で空港も閉鎖されていましたが、11/29(水)の午後に再開。
飛行機の発着は制限されていますが、運行は続いており、12/5(火)現在、空港はほぼ通常通りだそうです。
しかし、サーファーも含めて観光客はかなり減っています。
今後も火山灰の状況などによって空港が閉鎖される可能性もあるので、バリ島に行く予定の方は最新の情報を参考にして行動してください。


(アグン山の噴火によってスランガンのワルンも閑散に...)


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月6日時点での予想)
▼インドネシア(バリ島):週末は新しい南西ウネリが入ることが予想されています。
雨季特有の西よりの風が入りやすくなる見込みなので、風をかわす東サイドが狙い目でしょう。

【潮回り】
週末は朝がロータイド、夕方がハイタイドになります。

※このバリ島波情報は、原則として週1回毎週水曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月13日水曜日を予定しています。