●ハワイ:マウイ島
天気:晴・曇(北部と東部は雨も)
平均気温:28〜30℃
平均水温:26℃
ウエットスーツ:トランクス(日焼け止めのラッシュガード)〜ベスト

波:【週の中盤〜週末】
先週に引続き、トレードウィンドが強く、ノースは厳しいコンディション。
それでも北東の風波が強まった20(木)はエアリアルの練習でプロサーファーが多く入っていました。
ノースでは雨が降りやすく、海水も濁っていた影響で22(土)のホキパではシャークアタックが発生。幸い、足と手を噛まれた程度で命に別状はなかったそうですが、23(日)のお昼頃まではビーチクローズに...。

サウスでは僅かな西ウネリ、北東の風波が回り込んだラハイナ沿岸でなんとか出来た程度。
週末はサメが浜に上がり、周辺でもサメの目撃情報があったため、ビーチクローズ。
先週はキヘイのチャーリーヤングビーチでスノーケリング中の人がシャークアタックに遭遇するなど10月は統計的にシャークアタックが多いので、特に雨上がりの海水が濁っている時や、早朝、夕方の薄暗い時間帯でのサーフィンは避けた方が良いでしょう。

【週明け】
週明けもトレードウィンドが強く、ノースはバンピーで厳しい状況の中、コンテストを控えたウィンドサーファーの姿が目立っていました。
風をかわすホノルアベイは1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のスモールながら、混雑はなし。
サウスではラウニポコ、ブレイクウォールがSUPなら楽しめるコンディションでした。

〜トピックス〜
・先週はSUPのコンテストが開催されていましたが、再来週にはホキパでウィンドサーフィンのコンテストが開催予定。
安定したトレードウィンドが持続しているため、コンディションも期待されている模様。
日本人選手も10人近く参加予定です。
なお、コンテスト期間中は規制が入るため、フリーサーフィンは難しいと考えた方が良いでしょう。

・マウイでは最近プロサーファーをはじめとするトップアスリート達のトレーニングプログラムが盛り上がっており、人気のトレーナー「サマンサ」のクライアントには、イアン・ウォルシュ、マット・メオラを始め、JAWSで怪我をしたサーファーがリハビリクラスに来たり、スーパーヒーロークラス(トップアスリートの冬に向けての猛特訓)では、スキー、カイト、ウィンド、サーフィン、SUPレースのチャンピオン達が一緒になって切磋琢磨しながらパフォーマンスアップを図っているとか。
冬の波で怪我しないためにもトレーニングは重要なようです。

○混雑状況
風が強く、ウネリにも恵まれなかった一週間。
サーファーの数も少なめでしたが、風をかわす場所には集中して混み合った時間帯も。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(10月26日時点での予想)
▼ハワイ諸島(マウイ島):引続きトレードウィンドが強く、ノースは風波でサイズアップすることが予想されていますが、コンディション的には期待出来ません。
サウスでは目立ったウネリの予報がなく、この時期らしい穏やかな日が続く予想。