●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:16〜32℃
平均水温:20℃
ウエットスーツ:タッパ〜スプリング

波:【週の中盤〜週末】
しばらく続いていたスモールコンディションに大きな変化があった1週間。
低気圧が東海上を南下してきた12/1(木)は東〜南東ウネリが強まる傾向。
南よりの風が強く、デュランバーはクローズ気味になった一方、スナッパーロックスからグリーンマウントにかけては4-6ftレンジ(ヘッドオーバー)は上級者中心にライド可能。
更にウネリが強まった2(金)はスナッパーロックスからグリーンマウントにかけてもハード過ぎてしまい、6-8ftレンジ(ヘッドオーバー〜ダブル)のキラがセッションの舞台になっていました。
なお、キラもジェットスキーをメインとしたエキスパートオンリーで、カレントは強烈。あっと言う間に数百メートル流されるような速さでした。

(金曜日のキラ)


週末も南よりの風が強めに吹き続く中、強い東〜南東ウネリが続き、ハードコンディション。
デュランバーはクローズアウトが続き、ポイントブレイクがベスト。
4(日)は多少落ち着いてスナッパーロックスからグリーンマウントにかけて賑わっていました。

【週明け】
週明け5(月)はようやくウネリのピークが過ぎたものの、まだデュランバーはハードコンディション。
ポイントブレイクはスナッパーロックスからグリーンマウントにかけてを中心に綺麗なラインナップとなり、多くのサーファーが集まっていました。
6(火)はサイズダウンに加えて北西風がやや強く、北部のストラディーがベスト。
3-5ftレンジ(カタ〜頭)のリッパブルな波質でバレルもあるグッドコンディション。
クーランガッタ方面は風の影響で厳しいコンディションが続いていました。
7(水)はサイズダウンながら朝は南西風に変わり、2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のデュランバー、スナッパーロックスなどを中心にライド可能。

〜トピックス〜


PHOTO: surfingaustralia

・ノースストラデイーで開催された『Woolworths Australian Junior Surfing Titles』が終了。
U18はハーレー・ウォルターとココ・ケアンズ、U16はリコ・ハイビトル、ミラ・ブラウンが優勝。
この4名は2023年の『ISA World Junior Championships』にオーストラリア代表として参加する権利を獲得しています。

https://surfingaustralia.com


(CS優勝でクオリファイも決めたソフィア・マックローチ)
PHOTO: © WSL/ Brent Bielmann

・ハレイワで開催されたCS最終戦『Haleiwa Challenger』でサンシャインコースト出身のソフィア・マックローチが優勝。
同時に2023年CTクオリファイも決めています。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月9日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は南〜南南東ウネリが強まることが予想されています。
南東風から後半は北〜北東風が強まる見込みなので、前半狙いが良さそう。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は12月16日金曜日を予定しています。