●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:13〜26℃
平均水温:20℃
ウエットスーツ:シーガル〜ロンスプ

波:【週の中盤〜週末】
29(木)は前日までの北よりの風がおさまったものの、1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)の弱い東ウネリ。
西よりの風だった早い時間帯にロングやミッドレングスでのサーフィンがベターでした。
30(金)〜10/1(土)にかけては南〜南西風が持続する中、東海上の低気圧からの東ウネリが強まる傾向。
3-5ftレンジ(カタ〜頭)のデュランバーや、1〜2サイズ落ちながらも久々にFun Waveになったスナッパーロックスなどにサーファーが集まっていました。
新しい南南東ウネリが入った2(日)も南よりの風が持続して広い範囲でライド可能。特にデュランバーはリッパブルな波質でパーコことジョエル・パーキンソンが目立っていました。前日までフラットに近かったグリーンマウントでも1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のロングやミッドレングス向けの綺麗なラインナップが姿を現していました。

【週明け】
週明け3(月)も南南東ウネリが続き、南よりの風が持続して広い範囲でライド可能。
4(火)は南東〜東南東ウネリにシフト。朝は南西風で2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のデュランバーなどを中心に楽しめていましたが、日中は北東風が強まり、厳しいコンディションに変化していました。
5(水)も南東〜東南東ウネリが続き、弱い南西風だった朝を中心にライド可能。

〜トピックス〜
全3戦のシリーズ戦となる『Australian Open of Surfing』が開催中。
このツアーはCT入りを目指すサーファーにとっての資金として賞金総額は50,000ドルを用意。
優勝賞金は男女同額の10,000ドルで、最終戦は15,000ドルです。

第1戦は『Bonsoy Coffs Harbour Open』は9月24日にコフスハーバーで開催され、ヌーサ出身のクーパー・デイヴィス、ローカルのロージー・スマートが優勝。

第2戦『Sunshine Coast Open』は10月1日にサンシャインコーストで開催。
このイベントはベスト2ウェーブではなく、1ウェーブで決める珍しいフォーマットで進行してアレックスヘッドのアリスター・レジナット、ローカルのココ・ケアンズが優勝。
バーレーヘッズ在住の相澤日向が4位に入っていました。

なお、この2戦の結果による上位16名が10月15日にボンダイで行われる『Bondi Grand Final Open』に進出。
今年はMad Mexの協力により、賞金額の増加に加えて、全イベントがYoutubeとSurfing NSWのFacebookを通じてライブ配信される予定。
相澤日向も4位で『Bondi Grand Final Open』に進出しています。

『SURFING AUSTRALIA』公式サイト


(『Sunshine Coast Open』の勝者)
PHOTO: © SURFING AUSTRALIA


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(10月7日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は前線や低気圧が大陸から東海上へ移動する模様。
サイズアップ傾向ながら、北よりの風が強めに吹き続く見込み。
クーランガッタ方面は厳しいコンディションが続くことが予想されます。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は10月14日金曜日を予定しています。