●サウスカリフォルニア
天気:晴(通り雨も)
平均気温:20℃
平均水温:22〜23℃
ウエットスーツ:シーガル〜フルスーツ

波:【週の前半〜中盤】
しばらく続いている南〜南南西ウネリが13(火)〜14(水)にかけても続き、3-5ftレンジ(カタ〜頭)で朝は風も弱く、広い範囲でグッドコンディション。
日中は南よりの風が吹き込み、ソルトクリークなどの風をかわす場所がベターでした。
15(木)〜16(金)にかけてはゆっくりとサイズダウン傾向。朝は風が弱く、日中は南西風が強まったため、早起きしたサーファーが多かったようです。

【週末〜週明け】
週末17(土)は2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)の南南西ウネリが続き、18(日)には3-5ftレンジの新しい南南西ウネリに反応。
朝は風が弱く、広い範囲でグッドコンディション。
日中は南よりの風が吹き込み、ソルトクリークなどの風をかわす場所がベターでした。
ハンティントンビーチ、オーシャンサイドはコンテストで大賑わい。
週明け19(月)も南南西ウネリが続き、朝は風も弱く、グッドコンディションに恵まれていました。

〜トピックス〜
・9月16日〜24日にハンティントンビーチで『2022 ISA World Surfing Games』が開催。
51カ国から246名のアスリートが集まり、メダル獲得を目指します。
18日の時点でメンズのみ進行して五十嵐カノア、上山キアヌ久里朱はR3進出。
村上舜は敗者復活戦のリパチャージに回り、まずは1ヒート勝利しています。
リパチャージからファイナルへは倍のヒートをこなさないといけないため、ここから長いロードが始まります。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/


(松田詩野&都筑有夢路)
PHOTO: ISA / Pablo Franco

・9月16日〜18日にオーシャンサイドでQS3,000『Nissan Super Girl Surf Pro』が開催。
US OPENで優勝したばかりのベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)を始め、キャロライン・マークス(USA)、ローカルのケイトリン・シマーズ(USA)など強豪が参加。
日本からは松岡亜音が参加してベスト16入りの9位でフィニッシュしています。
優勝はキャロラインを倒したソーヤー・リンドブラードでした。
なお、WSLイベントではないものの、ロングボードコンテストが併催され、レイチェル・ティリーが優勝。
ホノルア、サリー&ソフィーのコーヘン姉妹が表彰台に上がっていました。


(優勝したソーヤー・リンドブラード)
PHOTO: © WSL/ Nichols


(ロングボードイベントの表彰台)
PHOTO: © WSL/ Steinmetz

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(9月20日時点での予想)
▼サウスカリフォルニア:週の中盤は南南西ウネリが一旦弱まるものの、週末には次の南西ウネリが入る予想。
朝は風が弱く、日中は西〜南西風が吹き込む日が多くなる見込み。

※このサウスカリフォルニア波情報は、原則として週1回毎週火曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は9月27日火曜日を予定しています。