●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:9〜24℃
平均水温:20〜21℃
ウエットスーツ:フルスーツ

波:【週の中盤〜週末】
週明けはサイズダウン傾向ながら14(木)は南西風が持続。2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)のデュランバーやバーレーヘッズなどが良くなっていました。
15(金)も南西風が持続する中、新しい南南東ウネリが入り、2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)のデュランバーや2-3ftレンジ(ハラ〜ムネ)ののスナッパーロックスを中心にグッドコンディション。
この日は北部のビーチブレイクも良く、特に地形が良いサーファーズ、ブロードビーチ、マイアミビーチが形良いブレイクでした。
週末は16(土)の朝がベスト。サイズダウンながら南西風でクリーンなFun Waveに恵まれていました。この日は後半になって北東風に変わり、17(日)は北よりの風が持続。サイズダウンも進んでしまい、普段は賑やかなデュランバー、スナッパーロックスでも閑散。北部のビーチブレイクが人もばらけてベスト。

【週明け】
週明け18(月)も北よりの風が持続。大きなサイズ変化も無く、クーランガッタ方面はスモールに加えて風の影響も入った厳しいコンディション。
南〜南西風に変わった19(火)も大きなサイズ変化は無く、デュランバーは1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)で左側でなんとか乗れた程度。ポイントブレイクは更に小さく、ロングがベターでした。
20(水)は新しい南東ウネリが入り、デュランバーはハードになった一方、スナッパーロックスなどのポイントブレイクは2-3ftレンジのFun Wave。
日中は南東風が強まったため、早めの行動がベストでした。

〜トピックス〜
南アフリカのJ-Bayで開催されていたCT第9戦『Corona Open J-Bay』でノースストラドブローク島、通称ストラディーをホームとするイーサン・ユーイングがCT初優勝。
ランキングも3位に浮上してワールドタイトルを争うWSL Final行きの確率も高くなってきました。
詳細はコンテストリポートにて。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/



(イーサン・ユーイング)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(7月22日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):週末は東海上を南下する低気圧からの強い東〜南東ウネリが入る予想。
特に前半は南東風も強く、クローズアウトする場所が大半になりそう。
災害級の大雨の予報も出ています。
後半は南よりの風にシフトしてピークも過ぎる見込みなので、ポイントブレイクは回復傾向となることが予想されます。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は7月29日金曜日を予定しています。